海外につながるこどもと家族のための居場所と相談支援事業

団体名 ArtLabOva

都道府県 神奈川県

助成額 810,000円

活動開始日 2023/10/1

活動終了日 2024/9/30

助成金で行った活動の概要
①拠点に集うこどもたちの対面とSNSでの会話+相談、学習+遊び支援
②こどもの親たちのSNSでの会話+相談
③学校からの書類や役所からの書類などの代読代筆
④病院の予約と付き添い、入院手続き支援、面会。治療について情報を調べて本人に説明した。入院中のこどものケア。
⑤シングルマザー家庭の息子たちと共に髭剃りを購入するなどの同性支援
⑥学習支援と進路について情報提供。
⑦高校入学後のいじめや孤立に悩む子の相談。
⑧親の暴力、貧困、盗みやウソなど問題のある子について学校と情報共有をして連携
⑨親戚の暴力から夜逃げをした高校生とその家族の支援。
⑩家父長制と男尊女卑の強い地域から来たシングルマザーによって兄が依怙贔屓されている妹たちの相談にのる。
⑪ヤングケアラーとして祖母のケアをしている高校生の学習支援、メンタルケア。
⑫外国につながりのあるこどもたちに日本の季節の行事を体験してもらう(おせち料理、書初め、潮干狩りなど)。
⑬高校入試前に学習支援を集中して行った。また、携帯電話をもっていないこどもに入試当日の緊急連絡先を書いたメモを渡し公衆電話の使い方をレクチャーした。
⑭夏休みに里帰りした中国出身の中学1年生のために、ほぼ毎日中国SNSでオンライン学習支援を行った。
⑮自分の性自認があいまいでショートカットにしている女子高生を受け入れられない中国出身の母親との確執の相談。
⑯アルバイトの相談、支援、アドバイス。

活動日数 241日

支援対象者実人数 98人

支援対象者延べ人数 2200人

参加ボランティア実人数 19人

参加ボランティア延べ人数 480人

本助成金による活動の成果
①日常の何気ない時間の共有の積み重ねにより、深刻、重大な悩みも相談してくれた。
②日常の何気ない時間の共有の積み重ねにより、深刻、重大な悩みも相談してくれた。
③高校入学書類の代筆→区役所からの書類の代読→専門学校入学手続きの代筆。無事に手続きを終えることができ、安定した学校生活につなげることができた。
④乳がんを受け入れられない中国出身のシングルマザーの病院に付き添い「乳房再建」などの情報を調べて、母親に知らせた結果、ついに手術を決意した。→入院中の高校生の息子二人の相談と食事などのケアすることにより、母親は安心して手術を受けることができ息子二人の生活上の不安の解消ができた。
⑤シングルマザー家庭の息子たちと共に髭剃りを購入するなどの同性支援を行うことで、母親支援にもなった。
⑥7人が高校に進学→1人は特別支援学校を退学し定時制の工業高校に進学でき、それぞれ自分の目標に向かって進む手助けができた。
⑦高校に入ると外国出身ということを隠す子が多い。彼らの話を聞くことにより学校の行き渋り等を防ぐことができた。
⑧母親が家族の病気のため帰国し、暴力を振るわれるなど仲がよくない父親と2人きりの生活になり、そのストレスからゲームセンターに入りびたり、生活費20万円を使ってしまった小学生と、その父親の間に入って父親の暴力を回避させた。その情報を小学校と共有し連携してその子の気持ちを支えた。
⑨叔父と叔母の暴力から逃れるために家族で夜逃げした高校生の話を聞き、区役所の相談窓口につなげ、学校の制服をインターネットで落札して揃え直すなど生活の支援ができた。
⑩妹たちの気持ちを聞きサポートするように努めている。
⑪相談にのったり、気持ちを聞くことでストレスの解消や気分転換となっている。
⑫日本の文化を体験することで学校等でも気後れせず過ごすことができた。
⑬入試の不安の解消のひとつとなり合格につながった。
⑭前期の成績がまったく振るわなかった子だったが、夏休みの宿題を提出したことにより、自信を持つことができた。
⑮主に、高校生の話を聞いてサポートしている。母親から相談があったときには、LGBTQについての説明をしている。
⑯履歴書の書き方や仕事のマナーなどを伝えている。中には労働基準法を守っていない企業などもあるので、こどもたちが搾取されないように、また、闇バイトなどに流れないようにアドバイスをしている。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
▼海外の田舎出身のシングルマザーの多くがジェンダーロールが強く、兄への依怙贔屓に悩む妹たちが家事の重圧など母親との確執に悩んでいることがわかってきた。→区役所の地域福祉保健計画のグループインタビューにて発表した。
▼外国語に翻訳されたLGBTQに関する情報がない。→自治体やそのほか団体が、最新の情報をすぐに翻訳してくれるように、今後もこの問題を積極的に発信していきたい。
▼小中学校では自然と受け入れられていた自分のアイデンティティが、高校に入ったとたんに受け入れられずに差別に悩み孤立する子たちがいることがわかってきた。→区役所の地域福祉保健計画のグループインタビューにて発表した。
→活動する中でわかったことを外に発信していくこともこどもたちの生活をよりよくしていくことにつながると考えるので、日々の活動が一番中心ではあるが、機会があれば外への発信についても積極的に行っていきたい。▼重篤な病気やケガになったときに、相談にのってくれて、正確な情報をくれる人が近くにいないことが多い。病院所属の通訳が自分本位の間違えた情報を患者に伝えているところを目撃したので、しかるべきところに通報した。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/kidsinparadisehall/



寄付してくれた人へのメッセージ
こどもたちは、こども間の口コミで当居場所を利用しているので、同じように問題を抱えて困っているのに、相談カウンターに行かない家庭のこどもたち(9割が海外につながる子)が集っています。小さいながら難しいケースも多く、特にコロナ禍からは、各家庭やこどもたちにかなり入り込んだ活動をしており、こどもたちは何年もここに通い続けているので、家族との絆も深くなっています。各ケースにかかる手間や時間が甚大なので、やむを得ず収入があまりないままの活動が続いております。
そのような状況下でも、活動を継続することを可能にしているのは、この助成金のおかげです。
心から感謝しております。
ありがとうございます。

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