外国にルーツがある人々への支援活動応援助成

団体名 ワールドアミーゴクラブ

都道府県 滋賀県

助成額 785,961円

活動開始日 2023/10/1

活動終了日 2024/9/30

助成金で行った活動の概要
①日本語指導や教科学習の支援及びゲームや食の体験などの多様な文化交流活動を通して、主に外国につながる児童・生徒の居場所づくりを行う。高校進学のための学習支援を行う。
 〇通常期 毎週土曜日 午前10時~12時 日本語指導や教科学習の支援。
 活動日数: 43日(2023年度10月~2024年度9月)
 学習支援対象人数 実数25人 延べ 658人
 〇夏休み編 4回
 ・各学校の教科書に即した日本語学習、夏休みの宿題学習・レクレーション
 ・世界のおやつ体験(参加者の母国のおやつ:日本、中国、フィリピン、ブラジルのおやつ提供)
 学習支援対象人数 実数25人 延べ67人
 〇放課後学習支援 43回
 学習支援対象人数 実数 6人 延べ117人
 〇高校進学学習支援 17回
 学習支援対象人数 実数 2人 延べ26人
②生活が厳しい子どもたちの家庭への食糧支援及び学習支援時の子どもたちへの子ども食堂(弁当配布)
 〇食料物資支援 31回
 家族食糧支援:11回(1回/月) 子ども食堂(弁当):20回(2回/月)

活動日数 97日

支援対象者実人数 61人

支援対象者延べ人数 1109人

参加ボランティア実人数 25人

参加ボランティア延べ人数 709人

本助成金による活動の成果
コロナ禍以後においても、物価の高騰もあり保護者の就労状況悪化によって子どもたちも厳しい状況に置かれた家庭が増加した。それに対して、聞き取りや相談をしながら支援家庭を増やし、昨年同様月1回お米や麺類、野菜などの食糧支援に取り組むことができた。また、学習参加者への子ども食堂(弁当やパンの昼食提供)も昨年同様に月2回実施することができ、子どもだけでなく保護者からも大変喜ばれた。
学習支援においては、小学生低学年から中学生3年生までの教科学習支援が必要な上、日本語の習熟度も様々でひらがな・カタカナの読み書きから必要な子どもも少なくなく、Wi-Fi通信でのデジタル教材の活用は大変有効であった。第2回、第3回助成金で購入したiPadタブレットを使って、デジタル教材でひらがな・カタカナの読み書きや漢字の読み書き学習、各学年の教科学習など、子ども一人一 人に対する学習に合わせた支援を効果的に進めることができた。また、日本語会話がまだまだできない子どもたちや学習言語が獲得できていない子どもたちのマンツーマンでの指導に当たっては、iPadタブレットでの翻訳ソフトを利用しながら学習支援をすることができた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
外国にルーツがある子どもたちの日本語習得や教科学習理解、学習言語が十分でない状況が継続して見られる。今後も、子どもたちが安心して学校で学べるように日本語指導や学習支援をするとともに、自分のルーツである国、文化や民族に誇りを持ち互いに認め合う子どもたちに育ってくれることを目的とした活動の継続が必要である。
 その子どもたちが安心安全に過ごせるように、その背景にある家庭生活が安定するよう多様な支援の継続が必要となる。コロナ禍以後においても、保護者の不安定就労や物価の高騰よって,経済的に厳しい状況に置かれた家庭が増加しており、食糧支援の継続が望まれる。
 子どもたちの背景は多様で、最近の傾向として母国から日本に住む保護者に呼び寄せられる子どもたちや新たに家族で日本にやって来る子どもたちも増えている。日本語や日本の生活への適応に時間がかかるケースが見られ、通常土曜日活動以外の放課後や夏休み集中学習支援などを実施し、できるだけそれぞれの子どもに寄り添った支援が必要とされる。また、日本語が全く分からない低年齢の子 どもたちの参加が増えてきておりマンツーマン指導が必要であるが、ボランティア不足のため十分な個別支援ができない状況がある。
 高校進学を希望する子どものいる家庭には、必要とする情報がなかなか伝わらない状況もあるので、きめ細かくそして寄り添った支援をしていく。子どもたちにも進学に必要な教科学習や日本語学習を通常活動に加えて継続して支援する必要がある。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/people/%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%89%E3%82%A2%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%82%B4%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%96/100064818635288/



寄付してくれた人へのメッセージ
外国にルーツがある子どもたちの学習支援、居場所づくりをボランティアで20年余続けています。
前々回、前回に続き今回も、赤い羽根共同募金の助成金を活用して、新型コロナ禍において生活が厳しい子どもたちの家庭に食糧支援を行えたことは、この物価高の状況のおいて大変助かりました。
 また、助成金で前々回、前回購入したiPadでデジタル教材を活 用し、ひらがなやカタカナの読み書きや漢字の練習、各学年の教科学習をすることができ、個々の子どもたちに合わせた学習を楽しみながら効率的に取り組むことができました。新たに来日する子どもたちも増え、ことばや学習支援、生 活等まだまだ課題は少なくありません。今後も、関係ある機関や団体とも連携しながら、子どもたちの学習支援、居場所づくり、子どもたちの家庭への支援を継続して続けていきたいと思います。本当にありがとうございました。

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