日本在住モンゴル人のための生活情報提供および生活相談・食糧支援会の実施事業

団体名 特定非営利活動法人在日モンゴル人

都道府県 東京都

助成額 920,000円

活動開始日 2022/2/27

活動終了日 2022/9/29

助成金で行った活動の概要
コロナ禍における生活相談と食糧配給会 計7回
コロナ禍で困窮する在日モンゴル人に生活の相談を専門家に相談することで日本国内において安心して安全な生活を送れるようにする。また、相談会に参加した生活に困窮する在住モンゴル人に食糧(3000円分/人)60人分を配給し食糧の確保により、いのちをつなぐ。
会場は千葉や埼玉からもアクセスが良い、東京都荒川区にある「MJはうす」を利用した。新型コロナ感染予防のため、消毒、換気、マスクの着用をして行った。講師による講義・相談会の他、参加者による自己紹介やミニゲーム、モンゴルの歌の合唱なども行った。

第1回2月27日(日)13時~、講師:株式会社Glowing Partner 代表取締役 上中豪氏「仕事の探し方、求人票の見方」
第2回3月13日(日)13時~、講師:株式会社Glowing Partner 代表取締役 上中豪氏「アルバイトや就職の面接でのポイント」
第3回4月10日(日)13時~、講師:小学校教諭 依田沙央理氏「日本とモンゴルの教育について・心身の健康維持法について」
第4回5月1日(日)13時~、講師:小学校教諭 小田弘史氏「モンゴルと日本の生活について・日本の施設の利用方法について」
第5回5月22日(日)13時~、講師:行政書士・司法書士 渡辺隆之氏「行政書士の仕事・依頼する方法や場面について・相談窓口の紹介」
第6回7月24日(日)13時~、講師:イノクル株式会社 代表取締役 河田章氏「日本の銀行の仕組みと融資について」
第7回9月25日(日)13時~、講師:株式会社日清不動産 営業部長 中島一嘉氏「日本の不動産を借りる時のポイントと注意点」

活動日数 8日

支援対象者実人数 420人

支援対象者延べ人数 420人

参加ボランティア実人数 15人

参加ボランティア延べ人数 105人

本助成金による活動の成果
コロナ禍において収入が減少している人が多く、食糧品の配布はとても喜ばれた。また各分野の専門家の講師による講義は多くの人が熱心に聞いていた。講師に相談する人も多くみられた。海外在住のコロナ禍でモンゴル人同士集まる機会ができ、とても有意義な時間を過ごせた。
参加者の声
「保存食メインに配布してもらい、少しずつ食べられるので嬉しい」
「日本国内でモンゴル独自のお菓子・チーズなどを製造しているメーカーの製品の配布があり、とても嬉しかった。懐かしい気持ちになった。」
「アルバイトに入れる日数が減り、給料が減っているので食糧配布が嬉しい」
「コロナ禍でモンゴル人の仲間と会う機会が減っていたので、皆に会えて勇気をもらえた」
「専門家の先生に相談するチャンスは普段なかなかないので助かる」
「新しい出会いがあり、交流の輪が広がった」
「モンゴルの伝統的な遊びを皆で体験できて、とても楽しかった。子どもも喜んでいた」
「たくさんの食糧を配布してもらって嬉しい。家族や友人と一緒に食べようと思います」
「モンゴルの伝統的なお菓子を配布してもらった。コロナのため数年間帰国できず、ホームシックになっていたので、嬉しくて涙が出た。」
「専門家の先生に聞きたかったことを相談できた。」
「収入が減っていたので食糧の配布が助かる。知人にもこの活動を紹介したい」
「友人と二人で参加した。会場にも友人がいたので久々に会えてよかった」
「モンゴルの歌を皆で合唱して勇気をもらった。気分が晴れやかになった。」

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
本事業に参加したかったが参加できなかったとの声が何件かあった。「毎回日曜日に開催されていて、日曜日が仕事なので参加できない」「子どもが小さいから家から出ることができない」「体調がすぐれないから外出できない」「関東以外の都道府県に在住しているため参加できない」とのことだった。決まった曜日や時間だけではなく、平日や夜間に開催することも検討の必要がある。また、どうしても外出できない人へ食糧を届けることができるような仕組みの検討もしたい。
関東以外の都道府県で開催する方法なども検討したい。コロナの混乱が収まり、日常生活に戻るのはまだ時間がかかる。仕事が減っていて収入が減ったままで、苦しい状況が続いているため、この活動を引き続き行ってほしいとの声も多数あった。
モンゴル人の情報収集はFacebookが主流なので、本事業の告知は毎回Facebookのページで行っていた。しかし在日モンゴル人の中でも当団体の存在を知らなかったため、本事業の情報を入手できなかったとの声もあった。当団体の知名度を上げることが課題である。各回の参加者には、赤い羽根共同募金の事業と当団体の活動を周りの人にも広めてもらうよう呼びかけた。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.amj.or.jp/post/about-bokin
https://www.amj.or.jp/post/about-bokin-2



寄付してくれた人へのメッセージ
当団体は、多くの在日モンゴル人を支えてきましたが、コロナ禍で団体の資金が減少し、活動を続けるのが困難でしたが、助成を受け充実した活動ができました。収入が減っている中、食糧の配布がとても助かりました。また専門家の講師による生活の相談ができる機会を頂き大変勉強になりました。赤い羽根共同募金寄付をしていただいた皆様、赤い羽根共同募金の方々、本当にありがとうございました。