海外につながるこどもと家族のための居場所と相談支援事業

団体名 ArtLabOva

都道府県 神奈川県

助成額 510,000円

活動開始日 2022/1/6

活動終了日 2022/9/30

助成金で行った活動の概要
① 拠点に集うこどもたちの対面とSNSでの会話+相談、学習+遊び支援。
② こどもの親たちとの対面とSNSでの会話+相談。
③ 協力金の申請や、査証更新、学校からの書類などの代読代筆。
④ コロナでパートナーを失くした内縁の妻と連れ子たちの養子縁組のための情報収集。
⑤ ワクチン接種の予約
⑥療育センターへの同行。やさしい日本語での通訳。
⑦ 経済的事情などで塾に行けない小中学生の学習支援と高校受験情報の収集。高校見学付き添い。
⑧ コロナに罹患、濃厚接触者になった家族に食料や物資の配達
⑨ 家庭内暴力のある子のことを相談機関につなげた。
⑩ いじめにより重度の精神しょうがいをおった子と母親の命を守り措置入院につなげた。
⑪親を亡くした子の精神的ケア。
⑫家出をしてきた子の心身のケア。
⑬高額な家電やコンサートチケットを購入させられた親や子のために消費者センターに相談して解決に導いた。
⑭病院の予約と付き添い
⑮こども食堂、フードパントリー

活動日数 160日

支援対象者実人数 74人

支援対象者延べ人数 1900人

参加ボランティア実人数 26人

参加ボランティア延べ人数 97人

本助成金による活動の成果
①週4日地域の拠点をオープンするだけではなく、SNSでもつながることにより、1日15時間以上、こどもやその家族に寄り添うことができている。
②進路など、海外出身者にはわかりにくい相談を関係機関に相談しながら、進めることができ、地方に住む塾の講師や外国人支援者たちとも、オンラインでつなぐことにより、より効果的な学習支援ができている。
③感染症の協力金の申請や、ワクチン接種、学校からのお知らせ、確定申告、入管への書類など、海外出身者にはわからない情報を積極的に伝え、代読、代筆していることにより、安定して生活を継続することができている。
④コロナに感染したことにより、買い物ができなくなった家族に食料など必要なものを届けたり、またコロナや円安、戦争などの影響で経済的に逼迫している家庭を支援するためにこども食堂やフードパントリーなども積極的に利用して物資を家庭に届けている。
⑤公的機関には届かない、非常に難しい家庭を専門機関につなげるなど、命をまもることができた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
【課題】
①いじめにより、自害などの自傷行為を繰り返すようになった子と家族に呼び出されて昼夜問わず何度も訪問し、途方に暮れてあちこちの公的機関に相談したが、結局はたらいまわしにされただけだった。公的機関は平日の日中しか稼働していないが、SOSが来るのは早朝や深夜、休日が多い。
②息子の家庭内暴力の件で、海外出身の母親を説得して、専門機関につながようとしたが、どうやらとても緊張の激しい人だったらしく、面談の日になると母親が体調を崩すことが続いたので、児童相談所に電話したが、その後、なんの発展もなくしてしまった。
③中学3年生の進路相談と学習支援をしているが、海外につながる子は、特別支援学級と普通級を行き来している子がとても多い。その上、ビザの問題もあり、特別支援学校(=高卒資格なし)では、十分に働けない場合もあるので、問題がとても複雑である。
【今後の取り組み】
①②の例とも、発達しょうがいや軽度知的しょうがいのある事例である。3歳児検診のときに療育とつながっていて、小学生のうちに教員と相談しあっていれば、防げたかもしれないとも想像できる。なるべく早い時期に介入しておくことの重要性を感じている。
今後も、役所、学校、教育者、支援者など、様々な人々に相談をして、連携を取りながら、サポートしていきたいと考えている。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/kidsinparadisehall
https://www.facebook.com/ParadiseFes/



寄付してくれた人へのメッセージ
みなさま、本当にありがとうございます。海外につながる子とその家族は、かなり、大変な状況にあり、前例のないような状況ばかりを目の当たりにしています。このような助成金があり、助成していただいていることにより、わたしたちも、なんとか、がんばることができています。今後ともよろしくお願いいたします。