都道府県 山口県
活動開始日 2022/1/1
活動終了日 2022/9/30
助成金で行った活動の概要
外国人家庭を主な対象とした地域で集える居場所づくりとして、親子を交えたレクリエーションなどの交流の場を開催した。
会場を生活圏の身近な地域の拠点などにし、自治会役員や地域住民との交流の機会としたり、生活場面での日本語を実践的に使う機会とした。スポーツや紙相撲、風船バレーといった皆が楽しく交流できるレクリエーションや、日頃の生活の中での困りごとなどの情報交換、食品配布などを行い、いろいろな立場の外国人住民が満足できる内容となるよう工夫した。
また、実際の参加にはつながらなくてもコンタクトをとる機会となったり、そのつながりがあったことで、コロナ禍での経済的な影響が起きている家庭への食支援の機会にもなった。
交流会開催実績(9回実施)
1月30日 会場:東津公民館 参加者なし
3月14日 会場:東津公民館 参加者:外国人7人 日本人4人 内容:茶話会
4月3日 会場:小郡ふれあいセンター 参加者:外国人11人 日本人7人 内容:スポーツ
5月3日 会場:小郡ふれあいセンター 参加者:外国人13人 日本人3人 内容:スポーツ
7月3日 会場:防府カトリック教会 参加者:外国人13人 日本人3人 内容:茶話会
7月10日 会場:国衙会館 参加者:外国人2人 日本人4人 内容:茶話会
7月10日 会場:小郡地域交流センター 参加者:外国人3人 日本人14人 内容:料理教室
7月24日 会場:国衙会館 参加者:外国人4人 日本人3人 内容:茶話会
9月25日 会場:防府天満宮 参加者:外国人15人 日本人9人 内容:茶話会
活動日数 9日
支援対象者実人数 49人
支援対象者延べ人数 55人
参加ボランティア実人数 6人
参加ボランティア延べ人数 17人
本助成金による活動の成果
外国人住民が生活している自治会に対して、本事業に関する働きかけを行うことで、これまで必要性を感じながらも具体的な取り組みを行えていなかった自治会役員と、地域の中で外国人住民と接点をもつ機会を検討することができた。
事業の働きかけは8地区に対して行い、うち5地区で事業実施につながった。その中では、自治会の役員と顔つなぎができて、その後地域の中で顔を合わせる機会につながったりした地区や、自治会役員が他の多文化共生に関する講座に参加するといった能動的な行動につながった地区もあった。
また、外国人住民家族に事業実施の周知のためコンタクトをとることで、家族の様子を聞き取ったり、子どもの学校に関するちょっとした困りごとなどの相談にもつながっていた。
事業実施に際しては、日本人側としては、簡単なゲームなどを一緒にすることで、言葉を介さなくても交流できるということや、場の持ち方の体験になり、外国人住民との交流についてのハードルを下げる機会となっていた。
外国人住民家族の中で、仕事を休まなくていけない状況が起き、一時的に収入が減少した家庭があったが、接点をもっていたことで別途食品を届けるなどの支援につながり、その家族との関係性の構築につながった。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
事業実施期間中も、新型コロナウイルス感染拡大予防として、人が集まる場を設定しにくい状況が続き、自治会関係者や外国人住民が所属する企業(主に製造業の工場)でもその傾向が強かった。それらの合意を得て、交流会を実施するという調整に多くの時間を要し、開催に至らなかった地区もあり、実際の開催回数は当初計画よりも減少した。
外国人住民においては、家族で滞在する者を主な対象として実施していったが、技能実習生等に比べると少ない人数であるため、都合がつかず参加できないといった状況や、日本人との交流に関心が低いといったことも起きていた。
地域側としては、責任者の立場の人が参加してくたが、それ以外の層までの参加にはつながらなかったため、地域の中での外国人住民の存在を身近に感じてもらうためには、役員をキーパーソンにした更なる働きかけが必要だと感じた。地域活動を行う人は多くの役割を担い、多忙な状態にあるということ、関わりを持ってもらうための動機となるメリットなどが示せなかったことが巻き込める人が少なかった要因と考える。
働きかけが実を結ばなかった地区もあるが、検討する機会を持てたことを前向きに捉え、今後も外国人住民に関する情報提供や地域活動への参加の試みを継続していく。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://blog.canpan.info/exjocvyg/
寄付してくれた人へのメッセージ
この事業を通じて地域活動に外国人住民をつなげるという新たな取り組みを行うことができました。人が集う機会が制約される中で多くの課題を残しながらの活動でしたが、この事業を通じて得られてつながりを今後に生かしていきたいと思います。ご支援、ありがとうございました。