ひとり親家庭・障がい者家庭・生活困窮者の支援弁当と食料の配布、障がい者親子・低所得ひとり親世帯の居場所づくりと学習支援

団体名 三道山こども食堂

都道府県 石川県

助成額 650,640円

活動開始日 2020/10/2

活動終了日 2021/3/23

助成金で行った活動の概要
※下記「助成決定した活動を報告したSNSやホームページ」のURL 2行目「https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/01-b-214_gaiyo.pdf」よりご覧ください。

活動日数 32

支援対象者実人数 270

支援対象者延べ人数 1434

参加ボランティア実人数 35

参加ボランティア延べ人数 218

本助成金による活動の成果
コロナ感染症の影響は、まだまだ不透明ですが8月から公民館での子ども食堂を再開しました。三道山子ども食堂が共同募金会の助成金を受け安定して活動している評価を受け、9月からは福祉課と連携しシングル世帯の小学生を対象に「三道山子ども食堂学習塾」も開始しました。学習指導には近隣の大学生がボランティアで講師となっていただいています。 助成金での空気清浄機の購入によりコロナ感染症に配慮した、安心して集える環境づくりも出来ました。シングル世帯支援の活動の中から市母子会とつながり、生活に不安のある母子の方の情報共有から、若い母子の中には公的支援の情報が入っていない事や、困窮生活でありながらプライドがあり支援を受けないなどの課題も見つかり、課題解決に行政へつなげる事も出来ました。 コロナ禍にもかかわらず、固定した調理ボランティアスタッフさんの協力のおかげで継続して活動が出来ています。スタッフの協力で公式LINEでの連絡やホームページ・Facebookでの情報発信も行えるようになりました。一般の方々からのご寄付に加え、県内の子ども食堂や多くの企業・団体などとの連携・支援の輪も広がっています。このような活動が続けられるのも共同募金会様の助成金のおかげと感謝しております。今後、私たちの活動を通じて共同募金会へのお礼が出来る事があれば協力したいと考えています。 現在下記の活動を毎月行っていますーーー月1回 ●三道山こども食堂 食事提供&居場所つくり(障がい・シングル・不登校・生活要支援の世帯対象)、月1回 ●子ども学習支援&親子の居場所&食品・弁当提供(子育て支援課・福祉課と連携 シングル世帯対象)、月2回 ●生活支援世帯 食品・弁当提供(市福祉課・社会福祉協議会と連携、生活要支援世帯対象)、月1回 ●生活要支援世帯食糧配布(福祉課・社会福祉協議会と連携 備蓄用冷凍ご飯&おかず等の支援)、月1回 ●障がい者施設・福祉施設・外国人実習生 等へ食品支援  (米、野菜、乾物、菓子等)

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
コロナ感染症の感染拡大の第3波、第4波と治まる気配のない中、居場所づくりの活動が難しくなる一方、シングルファミリーや障がい者親子や生活困窮親子など居場所を求める方は日に日に増えています。食事や語り合う場をつくると、待ちわびた多くの方々が集まってしまい、密となってしまうため開催を考慮せざるを得ないジレンマがあります。利用者の中には食料が欲しい方、居場所が欲しい方と、子ども食堂に求める思いは様々です。同じ境遇の方が集い話し合える場が早く作れれば良いのですが、まだまだ難しい状況です。日頃の生活の課題や悩みや愚痴を話せる機会を今後どのように作っていくかが課題となっています。また、食料を求める方にはお弁当と寄付食料をお渡しすることで対応をしていますが、公民館の調理室の使用が制限され、お弁当作りを市内の居酒屋の調理場をお借りしていましたが、コロナ感染症の影響で3月で閉店してしまい、お弁当の調理場所の確保も課題となっています。行政からの子ども食堂に対する意識はまだまだ薄く、NPOなど法人格を持たない私たちのような市民ボランティア団体には行政との委託契約も結べず、金銭的な支援が全く届かない状況です。私たちの活動を求める方が多くいらっしゃる以上、自分たちの出来る範囲で出来る事を続けていければと考えています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://kodomo.nomi-city.net/index.html
https://www.akaihane.or.jp/wp/wp-content/uploads/01-b-214_gaiyo.pdf