困りごとを抱えている人を地域で支えるためのフードバンク事業

団体名 特定非営利活動法人 てしおて

都道府県 鹿児島県

助成額 890,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
◆2020.9月~2021.3月まで、毎月第3土曜日 16時半から「萬世てしおて食堂」開催。新型コロナウイルス感染拡大の為、食堂形式を休んでお弁当の配布に変える。・弁当配布個数延べ717個。実施回数7回。(うち高齢者、障がい者世帯への弁当配達、延べ151個)・一人親世帯への食材・消耗品提供延べ42世帯 ◆福祉課より紹介、困窮世帯への食材提供4回 ◆福祉課より依頼、ホームレス食材支援 ◆子どもみらい課より依頼、一人親世帯への緊急食材支援1回、困窮世帯への食材支援2回 ◆社会福祉協議会より困窮世帯への食材支援、2回  ◆指宿市そらまめ食堂、南九州市そよ風食堂、枕埼市にんぎまんま、南さつま市萬世てしおて食堂、4か所の子ども食堂への食材支援(月一回程度) ◆障碍者施設あいあい、NPO法人じゃがいも愛(老人施設)、老人クラブへの食材提供の合意書を交わす、食材支援(月一回程度) ◆里親ホーム(心音ホーム、本岡ホーム)との合意書、食材提供 ◆行方不明者捜索のための炊き出し、食材提供を自治会、消防団へ行う(3月18日万世、4月8日地頭所にて2回) ◆フードバンク推進協議会への入会 ◆食材の搬入、整理の為、随時作業を行う

活動日数 65

支援対象者実人数 565

支援対象者延べ人数 2629

参加ボランティア実人数 15

参加ボランティア延べ人数 105

本助成金による活動の成果
お弁当の配布という形にしたことで、今まで、参加できなかった一人暮らしの高齢者の方たちがとても楽しみに待っていてくれた。配達時にコミュニケーションをとる機会を作り、「安否確認」もできました。調理のボランティアはできないが、配達ならお手伝いできるという方もいて、ボランティアの幅が広がった。1人親家庭への援助も喜ばれ、毎月楽しみにしてもらえた。子どもみらい課からの援助が必要な世帯の紹介もあった。福祉課、子どもみらい課、社会福祉協議会、自治会との連携も取れつつある。南薩地域の子ども食堂への食材支援を通じて横のつながりができた。障碍者施設、高齢者施設、その他いろいろな団体との連携もできた。全国フードバンク支援協会への登録ができたことで、支援物資の種類も増え、充実した支援ができるようになりました。(倉庫のスペースを確保したことで、たくさんの食材を確保できた)里親ネットワーク(2か所)と合意書を交わせた。地元の企業と定期的に食材を提供してもらう合意書を交わした。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
食材を管理することの大変さ、必要な人、設備が足りないこと。食材を寄付して頂ける企業の確保。配達用の車の必要性を感じました。個人の軽自動車では、荷物が乗らず何回も会場と倉庫を往復しました。毎月、毎月、支援の必要な方が増えて、手ごたえを感じ、必要とされる活動だと思いました。今年度はフードドライブ活動にしっかり取り組んで、食材を確保していきたいと思います。生活困窮者支援事業を受託できたのですが、フードバンク活動には使えないので、活動が不安定にならないように、フードバンクの助成金を探そうと思っています。社会福祉協議会や行政との連携を深めて、支援の必要な方に必要な物資が届くようなシステムを構築し、協力者のすそ野を広げていきたいと思っています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://teshiote.com/staffblog/report-202102-support-1