阿蘇市に居住する生活困窮者のための一時的な食糧支援事業(フードバンク事業)

団体名 社会福祉法人 阿蘇市社会福祉協議会

都道府県 熊本県

助成額 100,000円

活動開始日 2020/9/1

活動終了日 2021/3/31

助成金で行った活動の概要
阿蘇市に居住する窮迫した生活困窮者に対して、一時的な食糧支援と相談援助を行い心理的不安の軽減を図るとともに、利用可能な制度や関係機関につなぎ自立した生活が送れるよう支援することを目的としており、平成27年4月から活動しています。 本事業は個人又は団体・企業等、本事業の目的に賛同し食糧の提供協力を行って頂いている方に、簡単な調理で安全に食べられる食糧の提供協力を呼びかけたり、本会において予算の範囲内で食糧を購入するなど、生活困窮者に対する食糧支援体制を整備しています。 本事業の対象者は、次のいずれかに該当する者としています。  ・阿蘇市に住所を有しており、生計困難により一時的に食糧の確保ができなくなった者 ・その他、本会会長が特に必要と認めた者 また、以下の場合は原則として対象としません。  【施設に入所している者】【生活保護を受給している者】【上記に類似する者】 食糧支援については、申請者及びその世帯員が3日間(一人当たり9食分)生活できる量までとし、原則として1世帯あたり1回までとしています。ただし、会長が特に必要と認めた場合はこの限りではありません。

活動日数 26

支援対象者実人数 20

支援対象者延べ人数 22

本助成金による活動の成果
生活困窮者の方達に対して、最大3日分の食糧(米、パン、レトルト食品等)を提供。これにより生活困窮者の方の食糧面での心配が緩和されるといった効果がありました。 また、提供時には生活相談センター等の関係機関に連絡を入れ、その後の生活基盤を整える為の支援を行いました。 食料支援活動:12件  備蓄食料購入:9食(1名分)×30名分

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
フードバンク利用後の自立した生活への支援に関して、関係機関に繋ぎ、その後の様子について確認しているが、利用者本人に生活改善の意思が無い場合がある。関係機関との協力関係をより密にし、利用者のその後の自立を支援していく。本事業の存在を知らない人が多く、支援が必要な方へ情報が届いていない。広報誌などでより事業をアピールする。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.asoyamabiko.jp/aso/activity/article.php?skey=242