地域ささえあい活動圏域のひとり親世帯や生活困窮子育て世帯への配食活動

団体名 押立車返ささえあい協議会

都道府県 東京都

助成額 300,000

活動開始日 2020/7/7

活動終了日 2020/8/30

助成金で行った活動の概要
活動圏域内に住む子育て世帯で、コロナウイルスの影響によって家計が逼迫している世帯に対して、主食となるコメや野菜などの基本セットを中心に、約1週間分くらいの食材をお届けしました。地域内にある、中学校1校と小学校2校に告知の協力をいただき、保護者宛メール配信やチラシ配布をしていただきました。各学校の校長先生も、フードパントリーへご理解いただくとともに、今後も子どもたちを一緒に見守っていくことが出来、大変喜んでいただきました。 以下、期間内に開催したフードパントリーの実績です。                                       7/11 フードパントリー実施・・・参加21世帯 8/8 フードパントリー開催・・・参加28世帯 8/29 フードパントリー実施・・・参加26世帯 これ以外に、3回、困窮度合いが大きい世帯へ個別に食品をお届けしました。 フードパントリーは、チラシに開催したURLやQRコードからインターネットでお申し込みいただき、当会のボランティアスタッフが感染予防に留意しつつ、申込み者の自宅までお届けする形にしました。 そのため、ご家庭の状況や困りごとを直接お話しすることが出来、顔の見える支援活動が出来るようになりました。伺った際に、アンケートを聞き取りでやらせていただき、見た目では分からない困りごとを聞くことが出来ました。また、定期的なフードパントリー以外の日程で、特に困窮度が大きい家庭には、コメなどをお届けすることもしました。 提供した食品は、赤い羽根助成金での購入のほか、地元の企業商店や個人さまからの物資提供・寄付もいただくことが出来ました。今後の活動継続にもつながりました。

活動日数 9

支援対象者実人数 290

支援対象者延べ人数 430

参加ボランティア実人数 16

参加ボランティア延べ人数 32

本助成金による活動の成果
毎月継続してフードパントリーを実施することが出来、参加していただいた子育て世帯への支援はもちろんのこと、地域内外への影響・反響があり、今後の活動に意欲を持って臨むことが出来るようになった。私たちの活動地域外で活動する他団体からもフードパントリーへの取り組みを望む声があがり、子育て世帯へ地域挙げての応援が盛り上がりつつある。 また、学校との関係が継続した実施の中で、より深まりつつあると感じている。 参加してくれた世帯の方々とも、お届けすることで少しの時間であってもお話しをすることが出来、今の状況を聞き、我々でお手伝いできないような相談事には、地元の社会福祉協議会への連絡・連携など、専門機関へつなげることも可能になっている。コロナ禍での活動として、なかなか参加者を一堂に集めた講演や困りごと相談会などが開催できずに居る中、オンラインでの申し込みによって、食材をお届けし、お話を聞くことが出来る今回の活動は、とても理にかなっており、今後の新しい生活様式の中でも重要な活動であると思われます。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
告知方法の課題と今後の継続の課題があります。現状、学校からの案内メールやチラシ配布で告知を行っていますが、就学児を持たない世帯には情報が届いていないのが実情です。それを解決するために、次回からは地域内にある幼稚園保育所などにも協力をいただいたり、市役所子育て支援課にも情報拡散をお願いをして参ります。 継続については、地域内外の企業商店や個人さまからの支援の輪を拡げるべく、フードドライブを定期的に開催して、フードパントリーに役立てるようにしようと考えています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/oshitate.sasaeai/posts/2835612210046388