生活困窮者等の食料確保を支援するためのフードバンク事業

団体名 荒尾市社会福祉協議会

都道府県 熊本県

助成額 100,000

活動開始日 2020/3/1

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
 フードドライブ活動として地域住民や民生委員・児童委員、市役所等に周知を行った。その結果、地域におけるお祭りや高齢者の地域活動(サロンや体操)で、住民自らフードバンクを呼びかけ、フードバンクを知っていただき、多くの寄附をいただいた。  市役所においても職員への呼びかけを行い、複数回に渡り多くの寄附をいただき、市の広報誌にも掲載され、市民への呼びかけにもなった。  フードバンクを利用された方としては債務整理中やコロナの影響で減収した生活困窮世帯、生活保護を受給中だが金銭管理が上手くいかなかった方、金銭管理が困難な権利擁護事業利用者であった。  また、個人のみでなく学童保育や児童家庭支援センターへの支援も行った。  その他通常においては、子ども食堂への支援も行っているが、今期においてはコロナの影響で活動自粛のため実施できなかった。

活動日数 124

支援対象者実人数 13

支援対象者延べ人数 19

本助成金による活動の成果
・アルファ米、缶詰、レトルト食品を購入し、食料を安定して供給した。 ・炊飯器、短時間で湯を沸かす電気ケトルを購入し、家電購入が一時的に困難な方に貸し出す事ができた。 ・冷蔵庫の棚を購入し冷蔵庫内を仕切りることで、個別にお渡しする予定の小分けされた米を、つぶす事なく保存できた。また、今後は要冷蔵品も保存可能となった。 ・鍋、フライパンを購入した事で、調理器具が揃っていない方に貸し出す事ができ、今後は調理が必要な食品もお渡しすることができる。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
・鍋やフライパンの貸し出しがなく希望者を待っているのみであった。今後は市役所や各団体等への周知を行いそれらが必要な方々を把握し必要な支援を行う、または必要な支援につなぐ事が必要。 ・子育て世代の利用者が少なかった。子育て世代への支援をやすために、幼稚園・保育園等の施設や主任児童委員、市役所等との協働が必要。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
http://arao-shakyo.com/zigyo/seikatsu_food.html