困窮してした子どもたちに食料支援を通じた見守りを行うための活動事業

団体名 清水あすなろ福祉会 心身障がい者施設 ともの家

都道府県 静岡県

助成額 80,000

活動開始日 2020/4/30

活動終了日 2020/8/31

助成金で行った活動の概要
パンと焼き菓子のお店tomo(就労継続支援B型事業所)にて行っているパンの製造においてつくられたパンを、地域の民生委員児童委員、スクールソーシャルワーカー、小学校、相談支援機関を通じてコロナウイルスによって経済的に困窮してしまった子供等に支給しています。 活動内容は週2回、一人当たり3個を譲渡。方法は店舗に来所してお渡しするか、または支援者が自宅訪問してお渡ししています。対面でお渡しすることで、子ども達の健康状態を確認したり、相談員の方々が自宅訪問し、生活状況の確認を併せて行っております。 応募書類にも記載しておりましたが、コロナウイルスの状況、学校などの再開を確認しながら臨機応変に対応していきます。地域の民生委員児童委員、スクールソーシャルワーカー、市社協等の相談支援機関が見守り支援活動で必要だと判断する世帯の子どもに対しては、関係づくりのために活動期間が過ぎた9月、10月・・・と、続けて活動を継続していく予定です。

活動日数 105

支援対象者実人数 156

支援対象者延べ人数 16,380

参加ボランティア実人数 4

参加ボランティア延べ人数 4

本助成金による活動の成果
①パンを受け取った子供たちの笑顔を見ることができた。コロナ禍で生活状況に不安がある世帯(しっかり食事がとれているか、登校できているか、困りごとはないかなど)の子ども達と対面することで、「表情を見たり会話を通して安否確認」ができた。 ②保護者からも温かいパンを受け取ったことにより、心があたたかくなったと報告を受けた。コロナ禍で頑張っているひとり親世帯の方や生活困窮等の課題を抱える世帯の保護者の方々から御礼の言葉を頂いた。スクールソーシャルワーカーや市社協からも、「食の配布を通して、保護者と世帯の応援団としてのメッセージが伝えられた」との言葉を頂きました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
■中には、保護者のかかわりが薄い世帯もあり、連絡や受け渡しが継続してできないお宅もあった。継続して関わっていくことも難しさを感じる。■食支援が必要なお宅はもっと潜在化しているのではないかと予想します。どうしたら、そういうお宅とのつながりができるのか課題。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://r.goope.jp/asunaro