都道府県 東京都
助成額 986,707円
活動開始日 2023/10/1
活動終了日 2024/9/30
助成金で行った活動の概要
学校および外国コミュニティー(ウクライナ避難学生含む)向けに合計12のワークショップを開催する計画です。それぞれのワークショップには、平均して約25名の参加者を想定しています。ただし、学校での開催で、ライフライン啓発ワークショップ(メンタルヘルス不調に支援を必要とした場合の連絡先としての情報源の周知徹底を含む)をした場合は、一件につき100名ほどの参加が見込まれる場合があります。
外国ルーツを持つ若者をとりまくコミュニティーへの自殺認識と予防目的とするゲートキーパー養成、心理的応急処置、児童保護、いじめ防止、ストレス防止、学校のためのいのちの電話・オンラインチャット相談など利用可能な情報源を最新の状態で提供できるようになることにより、情報が一番届きにくいとされている外国ルーツのコミュニティーへ手を差し伸べることが出来、社会から取り残され孤立化する可能性を少しでも低くすることに寄与できます。
活動日数 12日
支援対象者実人数 379人
支援対象者延べ人数 379人
参加ボランティア実人数 9人
参加ボランティア延べ人数 9人
本助成金による活動の成果
このプロジェクトを通じて、日本国内で若者を支援する様々な国際コミュニティにアプローチすることができました。私たちは3つのタイプのワークショップを提供しました。このプロジェクトにより、幅広い参加者層に重要なメンタルヘルスや自殺予防の知識を届けることができました。
タイプ 1:
4校の学校を訪問し、生徒たちと直接対話をしました。ライフラインやチャイルドラインといったメンタルヘルス支援サービスについて紹介し、メンタルヘルスに気を配り、必要な際には支援を求めるよう励ましました。訪問先の学校は以下の通りです
東京横浜ドイツ学園
東京サレジアン・インターナショナル・スクール
神戸カナディアン・アカデミー
大阪YMCAインターナショナルスクール
タイプ 2:
若者やその支援者に向けて、4回の一般公開ワークショップを実施しました。具体的な内容は以下の通りです:
地震後に生徒の心配を抱える能登の教育者やNPO職員向けの心理的応急処置のワークショップ
LGBTQIA*の若者向けのメンタルヘルスに関するワークショップ
ハーグ条約および家庭内の分離が子供に及ぼす影響についてのワークショップ
ジェンダー・クリエイティブ・ペアレンティングや多様なジェンダーの子供と親の支援についてのワークショップ
タイプ 3:
自殺予防ゲートキーパー・トレーニング「質問・説得・紹介(QPR)」を、若者を支援する人々に向けて4回実施しました。そのうち2回は教育者や同世代・仲間同士のゲートキーパー向け、残りの2回はリスクのある若者を支援するNPO向けに行いました。開催場所は以下の通りで、教師、管理者、同世代・仲間同士のゲートキーパー、LGBTQ+若者を支援するNPO職員、組織内ケアに従事する人、特別な教育支援が必要な若者を支える人々が参加しました。
神戸で1回
東京で2回
沖縄で1回
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
無料または低料金で、かつ参加者にとって便利な場所を確保するのは常に課題であり、特に関係がまだ浅い地域では困難です。今後も、参加者を確保し、十分なスペースを確保するために関係構築を強化していく予定です。
若者ゲートキーパーと協力する際には、安全対策が非常に重要であると感じています。若者や同世代・仲間同士(ピア)ゲートキーパーの訓練に移行する前に、まずは大人を支援するメンタルヘルスゲートキーピング訓練が不可欠であると認識しています。一度、成人と若者を同時に訓練したケースがありましたが、その際成人と若者向けに別々にセッションを行う必要性があると感じ、まず今後は成人の訓練を先に行う方針です。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://telljp.com/grant-support/
https://telljp.com/event/intro-to-gender-creative-
寄付してくれた人へのメッセージ
TELLは、赤い羽根共同募金会および寄付者の皆様に対し、2023~2024年の助成金により若者のメンタルヘルス支援にご協力いただいたことを心より感謝いたします。この助成金は、「外国にルーツを持つ人々のつながりを創出する活動を支援する」プログラムの一環です。
2020年以降、日本では自殺者数が増加しており、とりわけ若者の自殺が懸念されています。そのため、メンタルヘルス支援の重要性はかつてないほど高まっています。この助成金のおかげで、若者や彼らを支援する人々を対象に、メンタルヘルスの情報資・リソースの共有や教育の提供、国際コミュニティ内でのつながりの強化を目指した数多くのワークショップや研修を開催できるようになっています。教育、支援ネットワークの構築、そして意識の向上こそが、強靭で回復力のある人々とコミュニティを築くための基盤であると確信しています。その基盤を寄付をしてくださった皆様が築いてくださっています。本当にありがとうございました。
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