都道府県 香川県
助成額 489,695円
活動開始日 2022/10/1
活動終了日 2023/9/30
助成金で行った活動の概要
①子ども・若者への学習支援と食堂の開設
・毎週土曜日午前中に丸亀市城乾コミュニティセンターで外国ルーツの小学生の学習支援を行ったほか、丸亀市福島町の当団体交流施設「丸
亀ふくしま♡みんなdeわが家」(以下「わが家」)で毎週月・木曜日の放課後、小学生の学習支援と子ども食堂を開設し、学ぶことと食を一
体的に取り組むことで、安定した生活を支援しました。
・外国ルーツの中高校生、大学生にキャリアアップを図ってもらおうと、英語、パソコンの教室を開講しました。
②外国ルーツの若者のキャリアアップを図るインターンプログラムを作成し、運営・実践
・自らの将来のキャリア形成に意欲のある外国ルーツの若者をわが家活動の研修生に雇用し、インターン生としてわが家プログラムを実践す
るため、わが家メンバーらによる企業でのコミュニケーションスキル、日本語スキルアップ、地域社会での自治活動、外国人としての法令
遵守、在留資格情報、介護情報、自主グループの設立、わが家活動の企画、運営、ちらし翻訳などを研修しました。
③日本語力の向上
・来日まじかのペルー人中学生らへの初期日本語指導、ペルー家族の生活日本語指導を行いました。
④地域住民の在住外国人の母国への関心度を高め、交流につなげる活動
・地域の外国人住民によるスペイン語教室を毎週2回開講しました。
⑤子育て不安、雇用問題などへの対応
・随時、生活相談会を開設し、必要に応じ、通訳の支援・関係機関への同行支援を行いました。
⑥地域力の向上
・外国人住民と地域住民との交流を深めるとともに、地域の文化や歴史を学ぶ機会を持つため、月に1回程度のイベント(インターナショナ
ル的な話題も提供)を開催しました。
活動日数 325日
支援対象者実人数 81人
支援対象者延べ人数 1117人
参加ボランティア実人数 81人
参加ボランティア延べ人数 869人
本助成金による活動の成果
①子ども・若者への学習支援と食堂の開設
・外国ルーツの子どもらの教科を中心とした学習支援をロールモデルともなる高校生や地域の教育人材、主婦らの応援を得て行うことができました。
・地域のNPO法人等との連携のもと、子ども食堂を毎週月曜日と木曜日の週2回をほぼ開設することができました。
・夫婦共稼ぎ家庭の多い外国人家庭での食事は遅い時刻となるが、週2回の子ども食堂により、親の負担軽減につながりました。
・外国ルーツの若者への学びなおし英語教室、多言語(スペイン語)による日本語教室、ICT支援員によるパソコン教室を行うことで、自らの
キャリアアップへの意識を高めました。
②外国ルーツの若者を育てるインターンプログラムを作成し、運営・実践
・ペルー人若者4人、フィリピン人若者2人に将来のキャリア形成につながるインターンプログラムの意義を理解してもらうとともに、まずは
当団体の活動について説明し、個々の活動に参画することで、地域住民との交流を深めることができました。
・さらに、有力企業に勤める会社員から、ビジネスマナーを教わったり、転職相談会社からのリモート指導、当団体メンバーからの公務員職
場、行政書士による法令、在留資格に関する説明、介護職員からの日本の事情などの話を聞くことで、これからの日本社会で生き抜く力の
養成に役立てることができたと感じました。
③日本語力の向上
・在留年数が長くても日本語力が充分でない外国人住民への初期日本語指導や漢字の習得などを継続して行うことで、日常生活での日本語会
話、会社の作業現場での日本語使用などに役立てることができたとの感想を得ました。
④地域住民の在住外国人の母国への関心度を高め、交流につなげる活動
・地域の外国人住民による外国語教室の開講は、地域住民との交流を深めるとともに、互いの文化、習慣を知る機会となりました。
⑤子育て不安、雇用問題などへの対応
・事前予約はないものの、相談を受けた外国人からの口コミもあり、特に技能実習、特定技能のフィリピン人の相談では、関係部署機関への
同行支援も行うことで、安心感をもって相談できたと評価を得ました。
⑥地域力の向上
・外国ルーツの若者の企画、運営による「月イチイベント(インターナショナルカレッジを含む」の実施により、普段なかなか日本人との会
話のない外国人住民が打ち解ける機会にもなり、今後の個々人の交流を深めることにつながりました。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
①子ども・若者への学習支援と食堂の開設
・外国ルーツの若者の多くは日本語での会話力は一定程度のレベルにあるが、自分の意見などを日本語で書く力は低位のレベルにあることが
わかったので、今後、日本社会で生き抜く力を育むため、書く能力の向上に力を注ぎたいと思いました。
・子ども食堂については、放課後での学習支援活動と時間的に連動して行っていることで、概ね参加意欲は高かったです。
これからは、外国にあっては食事開始時の「いただきます。」の発声の習慣のない中、料理を作ってくれた人への感謝の気持ちをもつこと
や配膳の協力などで子どもたち間の連帯感の醸成に努めたいです。
②外国ルーツの若者を育てるインターンプログラムを作成し、運営・実践
・外国ルーツの若者に、企業体でない当団体でのインターン生という立場の理解を得ることが不十分でした。そのことで、継続したプログラ
ムの実践が出来なかった若者もいました。今後は、当団体のプログラム内容、研修講師陣の充実を図るとともに、インターン生へのキャリ
アアップ意識を高めるための研修方法の工夫に重点を置きたいです。
③日本語力の向上
・県、市町村での地域日本語指導が行われている中、当団体での試みは小さなものではあり、地域のどこかでかれらの日本語力が高まること
が重要であるとの認識から、今後は他団体、他機関との連携を図ることで存在感を示したい。
④地域の外国人住民による外国語教室の開催
・語学力の向上もさることながら、地域住民との交流を深めるとともに、互いの文化、習慣を知る機会ともなっていることから、今後とも広
報活動を行うことで、受講者増を図っていきたい。
⑤子育て不安、雇用問題などへの対応
・地域で暮らす定住外国人からの生活相談件数が伸びないことから、地域外国人のリーダー的存在の方への相談会の周知を図りたいです。ま
た、通訳者の協力も得ながら、引き続き、同行支援の充実も図りたいです。
⑥地域力の向上
・これまで、地域外国人住民と従来の地域住民との交流をねらいとする月1回のイベントも19回を数え、徐々ではあるが、外国人住民の参加
も増えてはきているものの、交流の面では物足りなさも感じる。今後は、イベント開催前にその交流内容についての打ち合わせなどを行
うことでその充実を図りたいです。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://minna-de-wagaya.com/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100064528970991
寄付してくれた人へのメッセージ
日頃、私たち、香川まるがめ子どもにほんごひろばの活動に多大のご支援、ご協力をいただいていることを感謝いたします。
丸亀市城乾コミュニティセンターでのひろば活動を8年、外国人住民と地域住民との交流施設「丸亀ふくしま♡みんなdeわが家」での活動を3年続けてまいりました。この間、コロナ禍もあり、一時活動が停滞したこともありましたが、継続した活動を行うことで、会員間の団結力も強まることができました。これまでの活動が市民にどれほど受け入れられているかなど検討すべき課題も多々ありますが、これまでの成果も踏まえ、来期での活動を精一杯行ってまいりますので、引き続き、ご支援いただけますようお願い申し上げます。
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