外国にルーツのある生活困窮者を支援する活動 「福島県の働く外国人のためのJob Emergency MAP制作」事業

団体名 特定非営利活動法人 福島就労支援センター

都道府県 福島県

助成額 490,000円

活動開始日 2022/11/1

活動終了日 2023/4/30

助成金で行った活動の概要
福島県で働く外国人が職場問題で困った際に相談ができる案内リーフレット「Job Emergency MAP」を制作した。
初めに、スタッフとのスケジュールの確認や内容調整、福島県内の外国人の労働支援を行っている団体や機関へ案内文書の発送と掲載内容、配布先業種、対応言語についての打ち合わせや相談を行った。
デザインに関しては外国人が住んでいる地域と内容を理解できるように福島県の地図と掲載機関の相談内容がわかるようにリスト作成を行った。
その他、相談事例として雇用契約問題や職場環境問題、ハラスメント問題なども加えて掲載を行い、相談内容や問題がイメージしやすいように工夫を行った。
製本サイズはB5サイズの折6面となっており、設置もしやすい大きさで制作を行った。印刷部数は日本語2,000部、英語3,000部、フィリピン語(タガログ語)1,000部、中国語1,000部の計7,000部の発注を行った。一人でも多くの外国人が手に取って活用できるように福島県内で福島市、会津若松市、郡山市、いわき市、白河市などの外国人労働者の多い地域へ集中して配布先をリストし、配布前に事前案内文書なども発送し、送付の必要性や対応言語、送付枚数の確認等を行った。その後、外国人の支援を行っている団体や行政、雇用を行っている企業、管理団体などへの発送を行った。その他、外国人が集まるレストランやショップなどの訪問とリーフレットの発送を行った。11月から4月までの6カ月間のスケジュールで当初の予定通り制作から発送までの作業を行うことができた。

活動日数 72日

支援対象者実人数 2000人

支援対象者延べ人数 500人

参加ボランティア実人数 2人

参加ボランティア延べ人数 72人

本助成金による活動の成果
外国人の雇用問題の共有と掲載団体との連携を行う事ができた。掲載団体の調査では外国人からの問合せに対し、生活支援などについては専門的な知識は必要なく、翻訳機などを使用することで対応できるが、労働問題の対応が難しい為掲載できないという団体も多く、今回のリーフレットに掲載できないケースも多く見られた。また、福島県内の行政の対応も生活支援がほとんどで労働問題については厚生労働省や法務局など国の機関に頼っている現状が把握できた。
福島県の外国人労働者向けにリーフレットの配布を行うことができた。配布枚数に関して約6,000枚はすでに配布をおこなっており、5月以降もリーフレットの配布を可能な限り対応していく。
当法人のホームページに掲載をおこない、労働者側の問題だけでなく、企業側でも問題の重要性を認識、相談できるように掲載を行った。その他の掲載団体にもリーフレットの設置や広報などの呼びかけも行った。
リーフレット配布後の反響としては、雇用する企業からリーフレットを配布後に問合せをいただいて追加分の郵送を行った。外国人からの相談に関しては現段階では当法人への問い合わせはないが、掲載団体へのフォローを行い継続して外国人の就労問題のサポートを行う。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
対応言語として当初予定していたベトナム語の対応ができなかったが、英語の枚数を増やし対応することができた。次回リーフレット更新する際にはベトナム語も追加を行う。
配布先の福島県内の管理団体に関して、機能しているかどうかわからない団体が多く、県や市の担当者と相談してもあまり良い回答はなかった。また、受入れを東京の管理団体に依頼している企業が多く、どの管理団体で雇用しているのかまではわからない状況があった。約400社へのリーフレットの配布や関連団体での掲載等を行っているが、支援対象者2,000名に対し、実際にどのくらい周知できているのかを調べることが難しいが、5月の段階では1/4の500名程度への周知はできていると想定している。
リーフレット制作段階では福島市の外国人の支援を行っている民間団体やNPO、行政などの支援元が少ない現状があるが、福島県の外国人の増加は年1.4倍程度増加しており、福島で働く外国人への支援は必ず必要となってくると考えられる。継続して行政窓口などへ外国人労働者向けの支援に力を入れるように呼びかけを行っていく。
5月以降は作成したリーフレットを使用してキャリア相談や企業訪問を継続して行い、外国人の就労環境の改善に係る業務に取り組み、各相談窓口での相談についてはこれから行われると想定しており、リーフレットの必要・重要性を行政機関や掲載機関などへフォローを行い、必要に応じて助成事業等の申請を行い、リーフレットの更新を行う。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://npo-fssc.org/contents/foreigner/job_emergency_map.html



寄付してくれた人へのメッセージ
福島県で働く外国人が福島で仕事ができてよかったと思えるように、外国人の就労に関しての支援を継続していきます。
ありがとうございました。

受付日時