新型コロナ感染拡大による雇用悪化に対応した物資支援事業

団体名 SOSネットワーク上伊那

都道府県 長野県

助成額 170,000円

活動開始日 2021/10/1

活動終了日 2022/9/30

助成金で行った活動の概要
上伊那地域南部(飯島町)において相談会と生活物資配給を毎月1回、合計12回行った。また、ボランティアによるタマネギとジャガイモの作付と収穫、計4回の活動も行なった。
相談会には近隣4市町村むけに有線放送を行い、開催を告知するとともに物資の支援も求めた(赤い羽根の事業であることも告知)。
特に1月9日は「絆交流会」として、昼食会・健康チェック・近況聞き取りを行った。
物資については、本助成により購入した食料のほか、栽培した野菜や寄付された食料・生活用品を配給した。

活動日数 16日

支援対象者実人数 127人

支援対象者延べ人数 1434人

参加ボランティア実人数 11人

参加ボランティア延べ人数 85人

本助成金による活動の成果
利用者に最も歓迎されるのは米であり、かつては個人農家から入手できたが、農業の担い手が減り、収集が困難になってきた。新米の出回る時期に古米となる前年作を、農協による回収を通じて入手するのが最も効果的であるが、そのためには高額な資金の裏付けが不可欠であり、助成なしには支援が先細りになるところであった。助成事業により、拡大する利用者への支援を継続できた。
なお、コロナ禍の影響で利用世帯は増加傾向にあり、非正規雇用に伴う経済的不安定にとどまらず、健康面や精神面で問題を抱える相談者も増えている。相談会で把握した深刻なケースは社会福祉協議会を通して行政支援に結びつけた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
行政が把握している国籍分布と対比して、当ネットワークの利用者の国籍は南米系に偏っている。理由はある程度推定できるが、当ネットワークの活動が届いていない人々への広報を強化する必要がある。
また、健康チェックで高血圧や中性脂肪など、生活習慣に関連する健康障害が少なくない。食糧支援が米・ジャガイモなど澱粉系に偏っていることも望ましくない。休耕田を利用してタマネギの供給を増やしているが、根菜以外は保存方法や季節依存、除草作業の負担など障害も多い。農産物直売所の利用が必要かと考えている。



寄付してくれた人へのメッセージ
ボランティア活動と地域からのカンパだけでは賄いきれない現実があります。ご支援に心から感謝申し上げます。