能登半島地震被災地におけるコミュニティ支援と大学生の人材育成

団体名 特定非営利活動法人宇都宮まちづくり市民工房

都道府県 栃木県

助成額 447,015円

活動開始日 2024/9/11

活動終了日 2024/9/13

助成金で行った活動の概要
令和6年能登半島地震の被災地支援のために、2024年9月11日(水)から9月13日(金)の間で能登町仮設住宅におけるコミュニティ支援を行うとともに、被災地におけるフィールドワークを実施した。また、大学生の人材育成の観点から、活動前後の災害に対する意識の変化を把握した。活動者は大学生10名および大学教職員4名である。
9月11日(水)および12日(木)の2日間は、仮設住宅を中心に見守り活動やコミュニティ支援を実施している「災害復興支援JOCA能登町」と連携し、地域のニーズに沿って能登町仮設住宅集会所トイレに設置する収納棚を作成し、トイレへの施工までを実施した。施工時には地域住民と意見交換しながら設置位置を検討した。また、仮設住宅での活動と併せて、珠洲市・能登町における被災地のフィールドワークを行い、被災状況の確認を行った。
9月13日(金)は輪島市における被災地のフィールドワークにおいて被災状況を確認するとともに地域住民との意見交換を行った。
現地での活動を振り返るために10月3日(木)にオンラインで活動報告会を開催した。活動で印象に残ったことや学びなどについてスライドを用いて5分程度で発表してもらい、活動前後の大学生の災害に対する意識の変化を把握した。
さらに、12月6日(金)に宇都宮大学で行われた「地域防災シンポジウム2024」において、ボランティアに参加した大学生が活動成果の報告を行うとともに、記録をまとめた動画を公開した。動画はその後ブラッシュアップを行い、2024年中に完成させることができた。

活動日数 3日

支援対象者実人数 190人

支援対象者延べ人数 190人

参加ボランティア実人数 10人

参加ボランティア延べ人数 10人

本助成金による活動の成果
1つ目の成果は、現地のニーズを拾いながら現場の状況に合わせて製作活動が展開できたことである。収納棚の材料・機材の調達からデザインの決定、施工方法まで、すべて現地で地域の方と大学生たちと一緒に検討して完成させることができた。現地のニーズに応じて即興的に活動することができたことが活動者全体にとって自信になり、有意義なものになったと考える。
2つ目の成果は、被災状況を目の当たりにし、地域住民の生活や生業を肌で感じれたことである。
3つ目の成果は、現地での活動を通じて大学生の災害に対する意識の変化を把握できたことである。甚大な被害を目の当たりにして無力感を感じた学生もいたが、災害時においても柔軟に対応できる自信がついた学生が見受けられた。また、災害時において仲間や周囲の人と協力しながら活動できる自信がついた学生も見受けられた。被災地支援活動を通じて大学生たちの災害に対する自己効力感の向上につながった点について、人材育成という観点から重要な示唆を得ることができた。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
課題としては、地理的距離に起因する継続性の問題が挙げられる。地理的距離の大きさに比例して生じる活動に係る「時間(移動時間と活動頻度)」「予算」が活動の負荷となる。今後は、遠隔地でできるコミュニティ支援活動について大学生たちと共に考え、活動を継続していきたいと考えている。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.instagram.com/p/DADVUMVSRLA/
https://www.utsunomiya-u.ac.jp/topics/student/012699.php



寄付してくれた人へのメッセージ
本助成のおかげで有意義な被災地支援活動を展開することができました。すべての寄付者様、関係者様に感謝申し上げます。