都道府県 宮城県
助成額 3,000,000円
活動開始日 2024/10/1
活動終了日 2025/3/31
助成金で行った活動の概要
17. 輸送に関する支援(外出支援、カーシェアリングなど)
●支援概要
2024年1月の能登半島地震および9月の豪雨により被災した個人や被災地支援を行う団体に対し、寄付で集めた車の無償貸出し支援を実施。被災者の生活再建や復興活動の促進を目的とする。車を必要とされている方に支援が届きやすいよう複数拠点を設置。貨物車両は最長3日単位での短期貸出し(支援期間中は何度でも利用可)、乗用車は1ヶ月単位の長期貸出(延長可)としている。長期貸出は七尾拠点・輪島拠点のみで実施。但し、これらの拠点に来訪困難な方には他拠点での貸出しも対応。
●支援対象
①能登半島地震・豪雨で被災した個人・団体
②被災者支援を行う団体
●具体的な活動内容
被災者と支援団体向けに乗用車・貨物車両の無償貸出を実施
①被災地へ車の運搬、車の寄付の募集、被災者へ支援情報の周知
②車の貸出し・返却対応
③車両準備・点検・メンテナンス等、車両管理全般
●貸出種類
・長期貸出し:生活に必要な乗用車の貸出しを1ヶ月単位で貸出し(延長可) ~2/28
・短期貸出し:片付け作業や引越し等に必要な貨物車両を3日単位で貸出し。何度でも利用可能。
●活動エリア・活動場所・車の無償貸出支援期間
・能登町:能登町立美術館 1/27~8/31予定
・珠洲市:ラポルトすず 2/22~8/31予定
・輪島市河井町:まちづくり輪島 2/26~8/31予定
<貸出終了した拠点>
・輪島市門前町:門前町商工会 2/3~2025/2/28
・能美市:大協運送株式会社 2/10~7/31
・穴水町:七海屋 4/4~10/15
・志賀町:とぎ地域福祉センター 4/16~12/15
・輪島市町野町:ENEOS粟倉商店・まちなじボラセン 4/27~2025/2/28
※申請時では支援期間を2月末までとしていたが、まだ需要が続いていることから、短期貸出については拠点を七尾市、能登町、輪島市、珠洲市の4拠点に絞り8月末までの貸出を延長。一方、長期貸出は基本的には2月末で貸出を終了するが、既存利用者の中で生活に特に困難を抱える方(※一定条件を設定)に対しては例外的に8月末まで無償貸出を継続。
活動日数 181日
支援対象者実人数 492人
支援対象者延べ人数 880人
参加ボランティア実人数 40人
参加ボランティア延べ人数 40人
本助成金による活動の成果
●活動状況 期間:2024/10/1~2025/3/31(括弧内は支援開始日の2024/1/15から2025/3/31までの累計)
・申込総数:延べ960件 長期:77件、短期:883件(累計:3,760件 長期:261件 短期:3,499件)
・貸出件数:延べ 880件 長期:90件、短期:790件 (累計:2,868 件 長期:137件 短期:2,731件)
【貸出拠点内訳】能登町:289件、門前町:76件、珠洲市:231件、輪島市:209件、
穴水町:10件、志賀町:55件、町野町:10件
・活用台数:532台(能登支援全数)
●事業実施によって得られた成果:
・被災者・支援活動団体に、延べ779件の車両貸出を実施。
・9月21日の能登半島豪雨で被災された方々から、長期貸出(乗用車)申込が集中。申込が輪島市に集中していたため、10月1日から輪島市拠点でも長期貸出を開始(それまでは七尾拠点のみで実施)。
・新規寄付車両、貸出中車両、各拠点設置車両のスタッドレスタイヤへの履き替えを実施。貸出中車両は事前に利用者へ聞き取り、メーカーへの協賛や協会購入により最寄拠点へ配送し、タイヤ交換の工賃のみ利用者負担とした。
・公費解体前の荷物搬出目的での利用が多い。また、アンケート回答によると「片付け(廃棄物の運搬、荷物の搬出等)」としての用途が支援開始当初から一貫して多いが、近時は「引越し、家財搬入」も増加。
・車返却時のアンケート調査で、利用者全体の98%が支援に対し「とても役に立った」「役に立った」と回答。
(アンケート期間 2024年1月~2025年3月末 (対象者:七尾拠点を除く8拠点での利用者) 回答数=1,996件:とても役に立った1,894件、役に立った71件、普通26件、やや悪かった2件、悪かった1件、無回答3件)
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
現在も被災家屋の解体作業が続いており、解体前の荷物の搬出や、引越し等の利用で、軽トラック等貨物車両の需要は今後も継続すると見込んでいる。このため、軽トラックなどの貨物車両を貸し出す短期貸出については支援期間を8月末まで延長した。また、被災から時間が経過する中で、支援内容も生活再建のステージに応じて変化させる必要があると感じている。具体的には、仮設住宅への入居で発生しやすい交通の問題や孤立といった課題に対応するため、石巻市でも実績がある 車両を活用した住民主体の助け合いの仕組み「コミュニティ・カーシェアリング」の周知に努めている。また、継続した支援を実施するためにも支部の設置に向けて動いており、支部を設置することで、地域の復興や活性化に向け、能登への移住者やNPOを支援する低額のカーリース事業の展開や、生活困窮者を対象とした支援を展開していきたいと考えている。また、支部を設置することで、将来的な災害への「備え」として地域での迅速な対応が可能になる。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.japan-csa.org/
https://www.facebook.com/japancsa
寄付してくれた人へのメッセージ
ご寄付いただいた皆様、本当にありがとうございました。
当協会では、被災された方や支援活動を行う団体へ、寄付で集めた車を無償で貸し出す支援を行っています。
2024年1月15日から七尾拠点で貸出しを開始、その後奥能登エリアを中心に拠点を増やし、貸出開始から今年3月末までの間に、石川県内の全拠点合わせて5000件以上もの貸出を行いました。被災地でいかに車が必要とされているかを分かっていただけるのではないでしょうか。
1~2月は車の返却に来られる利用者さんが多くいらっしゃいました。
「車が借りられて本当に本当に助かりました」
「車のおかげで通常に近い生活を送ることができました」
「先が見えない生活で車を買う決断ができなかった。そんな時に借りられて本当に助かった。」
このように沢山の感謝のお言葉をいただいています。被災された方々の生活の支えになれたのであれば大変嬉しく思います。
一方で、被災家屋の修理や解体はまだまだ道半ばです。車の無償貸出しを通じて、今後も被災された方々の生活再建を支援してまいります。