都道府県 石川県
助成額 647,396円
活動開始日 2024/4/1
活動終了日 2025/3/31
助成金で行った活動の概要
「笑顔の種まきサポート」という活動名で、被災者・避難者だけでなく支援者もサポートすることをミッションとして活動しました。
4月から9月までは二次避難所(加賀・小松・金沢)で個別の相談窓口を開設し、全7箇所、計27回、延べ204人の相談支援をしました。9月以降はニーズの変化に伴い、能登の仮設住宅集会所や学校、他団体主催のイベントなどに出向くことが増え、29回参加しました。「いち生活者目線」を大切に、お一人お一人への丁寧な傾聴と相談支援で、生活再建の一歩をお手伝いすることができました。相談支援が初めての若いボランティアもいましたが、ボラサボ助成のお陰で場を重ねる毎に相談スキルが向上し、相談員として立ち上がることができ、支援者のサポートという面でも成果が得られました。
また、被災者や支援者が知っておくべきだがあまり知られていないこと、お知らせが必要と感じた大切なことをFacebookページ「ひなさぽぷらっとほーむ」を中心に発信しました。被災地で拾った声を元に、スプレッドシートや紙媒体でも情報を発信ました。「珠洲の施設情報が不足している」という声に対して「施設情報」を、9月の豪雨災害直後「通学路が危険で通れない」という声に対し「子どもの通学路あんぜん調査マップ」を、「奥能登の地区名が複雑だ」という声に対し「奥能登地区分けマップ」(珠洲市、輪島市、穴水市)を作成し発信しました。
相談対応の幅を広げる為に他団体(金沢社会福祉協議会、R6能登復興ネットワーク、木のフォーラム、緑水の森支援活動)と連携し、相互に情報や人を補完する強固なネットワークを築くことができました。被災地内外問わず、支援者になり得る人材は社会に多く埋もれているものです。互助の志からボランティアに関わりたいという人に参画し活動する場を手渡すことで、地域福祉・復興・市民活動に関わる人材をネットワーク化することができました。
円滑なコミュニケーションと持続可能な組織運営のため、オンラインツールを開発し運用しています。「cybouz」は相談内容の備蓄先として、「discord」は団体の活動拠点として、「Messenger」はメンバー間の情報共有の場としてそれぞれ機能を果たしており、未来起こりうる災害の緊急プラットフォームとして他地域や他団体へも展開できる組織体制を構築することができました。
活動日数 123日
支援対象者実人数 650人
支援対象者延べ人数 700人
参加ボランティア実人数 43人
参加ボランティア延べ人数 78人
本助成金による活動の成果
「笑顔の種まきサポート」という活動名で、被災者・避難者だけでなく支援者もサポートすることをミッションとして活動しました。
4月から9月までは二次避難所(加賀・小松・金沢)で個別の相談窓口を開設し、全7箇所、計27回、延べ204人の相談支援をしました。9月以降はニーズの変化に伴い、能登の仮設住宅集会所や学校、他団体主催のイベントなどに出向くことが増え、29回参加しました。「いち生活者目線」を大切に、お一人お一人への丁寧な傾聴と相談支援で、生活再建の一歩をお手伝いすることができました。相談支援が初めての若いボランティアもいましたが、ボラサボ助成のお陰で場を重ねる毎に相談スキルが向上し、相談員として立ち上がることができ、支援者のサポートという面でも成果が得られました。
また、被災者や支援者が知っておくべきだがあまり知られていないこと、お知らせが必要と感じた大切なことをFacebookページ「ひなさぽぷらっとほーむ」を中心に発信しました。被災地で拾った声を元に、スプレッドシートや紙媒体でも情報を発信ました。「珠洲の施設情報が不足している」という声に対して「施設情報」を、9月の豪雨災害直後「通学路が危険で通れない」という声に対し「子どもの通学路あんぜん調査マップ」を、「奥能登の地区名が複雑だ」という声に対し「奥能登地区分けマップ」(珠洲市、輪島市、穴水市)を作成し発信しました。
相談対応の幅を広げる為に他団体(金沢社会福祉協議会、R6能登復興ネットワーク、木のフォーラム、緑水の森支援活動)と連携し、相互に情報や人を補完する強固なネットワークを築くことができました。被災地内外問わず、支援者になり得る人材は社会に多く埋もれているものです。互助の志からボランティアに関わりたいという人に参画し活動する場を手渡すことで、地域福祉・復興・市民活動に関わる人材をネットワーク化することができました。
円滑なコミュニケーションと持続可能な組織運営のため、オンラインツールを開発し運用しています。「cybouz」は相談内容の備蓄先として、「discord」は団体の活動拠点として、「Messenger」はメンバー間の情報共有の場としてそれぞれ機能を果たしており、未来起こりうる災害の緊急プラットフォームとして他地域や他団体へも展開できる組織体制を構築することができました。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
被災者、避難者一人ひとり状況は異なり多様です。お一人お一人悩みが違い、支援方法も異なります。支援する人もその多様性に対応していく事が大きな課題としてあります。また、相談せず一人で悩みを抱えていたり、ご本人にも課題が見えなくなっている方もいらっしゃいます。何気ないお話や雑談がとても大切で、お話しするうちに大きなお悩みがポロリと出てきたり、大切な申請が漏れていたりということも数多くありました。支援のフェーズは変化していきますが、「いち生活者目線」で「声を聴き、届ける」ことの大切さは変わりません。他団体との連携やメンバー間の情報共有を今後も大切にしていきます。 また、新規メンバーの入会申し込みが月に1?3人あります。その中には故郷を離れ、流れてくるニュースに心を痛め、虚無感を抱いている方もいらっしゃいます。「故郷を離れたが、元の集落が今どんな状態なのか知りたい」「残っていても寂しくない、離れても孤独にならないよう情報交換がしたい」ということで入会された方もいます。今後はひなサポとして、広域で非難されている方と、被災地で残っている方をオンラインでつないでコミュニケーションできるような集落毎の報告会を集会所で行っていきたいとメンバーで話し合っています。 その他「被災地の子どもが思いっきり外で遊ぶことができていない」という声が届けられており、被災地の子どもたちの健全な育成にも今後寄与したく、自然体験イベントなどを実施していきたいと考えています。被災者や支援に関わる方々との他愛もない会話の中から漏れ聞こえてくるであろう声に耳を傾け、支援につなげていくことを大切にしていきたいです。 横に繋がり、やれる人がやれる事を展開していけるひなさぽの仕組みは、被災された方の多様な課題に対応できると考えています。ひなさぽは、避難者自身が立ち上げたボランティア団体でしたが、メンバーが増えていく中で、能登にゆかりのある方や関心のある方たちが参画してくださっています。そしてユニークな組織体制のもと、多くの避難者が新しい生活に適応し、前向きに過ごしていくため、これからも一人ひとりの被災者の声に耳を傾け、支援の輪を広げ、多くの人々が笑顔で過ごせるような、能登・石川を目指していきます。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/hinasapo?locale=ja_JP
寄付してくれた人へのメッセージ
この度は当団体の活動にご賛同とご寄付をいただきまして誠にありがとうございます。
相談窓口には高齢者の方が多く来られました。具体的な相談よりも先が見えない不安を抱えている方、「どうにもならない」と諦めつつある方、「どこに電話していいか分からない」という方が多くいました。「大変だね」で終わらせず、雑談から丁寧に話を聞き、不安の原因を探り、寄り添った対応を心掛けました。耳が遠い高齢者の方と一緒に市役所や専門機関に電話で問い合わせるといったサポートも頻繁に行いました。ひなさぽ相談員が大切にしているのは「支援があるところに結びつかない被災者を弁護士、建築、司法書士、市役所などプロの窓口に繋ごう!その橋渡し役になろう!」「私たちが解決しなきゃいけないと思うのではなく、分からないからプロに一緒に聞こう!」という姿勢でした。一緒に電話をかけ一緒に悩みを整理することで不安が取り除かれ、相談窓口を後にする頃には少し笑顔が見られるようになる...そんな「笑顔の種をまく」ような支援を続けて来られました。
いくつか印象的なエピソードをご紹介します。お一人で避難されていた高齢の方が、はじめは「寂しい」とずっと話していましたが、相談支援をして希望通り能登に戻り、その後「楽しみを見つけて前向きに生活している」という連絡をくださったり、小さなお菓子屋さんを営んでいた女性が二次避難当時は家族の意向がまとまらず落ち込んでいましたが、家族と話し合いの場を持つようお声掛けをして数か月後、その方が地元でお店を再開している記事を新聞で見つけたこともありました。また、準半壊判定で悔しい思いをしていた方に、3次調査に向けて建築士の方に繋ぐなど伴走型の相談支援をしたことで、希望通り半壊判定をもらうことができたこともありました。加えて、ボラサポ助成のお陰で支援者のサポートもできました。20~30代の相談支援が初めてのメンバーも支援者として立ち上げ、成長することができ、当団体が今後も継続して活動していける基盤を作ることができました。
当団体名の「ひなさぽ」には「ぽかぽか温かな日向のようなサポートを」という想いが込められています。今後も被災者が生活再建に向けて一歩を踏み出せるよう温かい支援を続けていき、能登の復興に寄与できるよう精進致します。重ねてお礼申し上げると共に今後ともお力添えを宜しくお願い致します。