都道府県 東京都
助成額 520,000円
活動開始日 2024/7/4
活動終了日 2024/8/11
助成金で行った活動の概要
世田谷ボランティア協会は、せたがや災害ボランティアセンターを協会内に常設しており、平時から災害ボランティアコーディネーター養成を行うとともに、これまでも大規模災害時にボランティア派遣を行ってきた。能登半島地震においても、被災地のニーズに応じて2024年5月から9月末までの間 週末を中心に計13回、当協会で養成したコーディネーター及び職員を石川県穴水町に派遣し、穴水町災害ボランティアセンター(以下、穴水町災害VC)の運営支援を行った。
活動日数 31日
支援対象者実人数 193人
支援対象者延べ人数 193人
参加ボランティア実人数 11人
参加ボランティア延べ人数 33人
本助成金による活動の成果
せたがや災害ボランティアセンターは穴水町災害VCにおいて、主に被災者からのニーズ受付やボランティアとのマッチング、災害ボランティアの活動サポートなどを担った。ニーズ受付や現地調査についてはSeRVから派遣された方々、福祉ニーズや技術系ニーズについてはレスキューストックヤードや藤田医科大学、ADRAジャパンが主に担当し、相互の連携により対応した。各団体が派遣するボランティア・職員は毎週交代するが、毎朝のミーティング(朝礼)を顔合せと情報共有の場として活用することで、大きな事故やトラブルなく活動することができ、助成頂いた活動期間中、計193件の案件に対応し、地元や全国から延べ917名のボランティアを受け入れることができた。
今回の被災地支援活動を通じて、被災地の復旧や生活再建に少しでも貢献できたことが最大の成果であるが、現地に派遣したコーディネーターが講座で習得した内容を実践してスキルを高める機会になり、せたがや災害ボランティアセンターとして穴水町災害VCや現地協力者との連携が構築できたこともまた活動の成果と考える。
現地での活動について、コーディネーターや職員による活動報告会を8月21日に世田谷区で開催し、穴水町社協や団体のオンライン参加も得て経験を共有するとともに、その内容を区内各地での防災講話や啓発イベントでのパネル展示、当協会の情報誌「セボネ」や協会ウェブサイト掲載など情報発信に活用している。今後も、今回の成果を幅広い区民への意識醸成と行動の促進に活用していきたい。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
活動を通して見えてきた課題として、広域避難をされている方への対応があげられる。今回の能登半島地震では多くの方が金沢市内や県外に広域避難を余儀なくされ、家財出しや公費解体の申込など生活再建が非常に遅れたため、災害ボランティアの依頼についても、被災から5か月以上経過した6月になって初めて災害VCに連絡したという被災者も見受けられた。そのため、穴水町災害VCでは災害廃棄物の仮置き場設置期間が9月末までずれ込み、この間 災害VCの運営を続ける対応となった。今後の取り組みとして、広域避難された方が地元に戻る選択肢も考えられるよう、仮設住宅など新しいコミュニティを形成する地域で行われる集まりやイベントなど、被災地域のコミュニティ維持に必要なサポートを考えていく必要がある。 また、今回穴水町災害VCではニーズの案件数や内容がシステムで管理され、連携する団体にも共有されることで、活動の成果につなげることに大いに寄与した。今後の当協会の活動においても、ICTの活用により活動の充実を図っていきたい。
助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://otagaisama.or.jp/saigai/yousei/20240910/1680.html
寄付してくれた人へのメッセージ
皆さまの想いを大切に使わせて頂きました。
これからも「おたがいさま」が言い合える世の中を作っていきたいと思います。