能登半島地震 石川県における支援活動

団体名 一般社団法人四番隊

都道府県 千葉県

助成額 3,000,000円

活動開始日 2024/11/1

活動終了日 2025/1/31

助成金で行った活動の概要
一般社団法人四番隊は、平日は会社員として働きながら、週末に被災地で災害支援活動に取り組む非営利の技術系ボランティア団体で、派遣職員1名を現地に常駐させ、がれきの撤去、家財の搬出、被災ゴミの搬出などを中心に支援を提供、サロン活動を実施。屋根の上での作業や家財の運びだし、解体作業などの技術的な支援活動だけでなく、ロスフラワーを使用したフラワーアレンジメント教室や鍼灸マッサージサロンを実施し、被災地域でのふれあいの場を設けることで心のケアを含めた支援も提供しました。 主な活動内容 被災ゴミの搬出や運搬作業を中心に活動しました。 ・床剥がし、床板剥がし、床板の仮復旧 ・壁剥がし、石膏ボード剥がし ・屋外波板屋根の取り外し ・押し入れ・タイルの解体、床下の開口乾燥 ・壁の貼り付け、石膏ボードによる防寒対策 ・除雪作業 また専門技術を生かして下記活動をしました。 ・トイレ、洗面台、キッチン、給湯器、オイルタンクの取り外し・処分 ・エアコン撤去、壁面の糊除去 ・漏水対策、水道管・配管の修理、コーキング処置 ・墓石の復旧・補修、土台の水平調整・コンクリ仮復旧 ・排水路確保、土嚢による排水対策 ・倒壊家屋からの家財搬出、重機による土砂出し・除雪作業 ・作業を安全に進めるための技術的アドバイス これらの作業により、被災者が安心して生活を再開できる環境づくり、安全性を確保しながら、地域ボランティアが自主的に活動できる環境を整えました。 心のケアとコミュニティ支援として長期化する避難生活の中で、心のケアを目的としたイベントも企画・運営しました。避難所では、廃棄される予定だった花(ロスフラワー)を活用したフラワーアレンジメントイベント教室と、鍼灸マッサージサロンを開催。これにより、被災者がリラックスできる時間を提供するとともに、コミュニティのつながりづくりを支援しました。 また、ニーズ調査では、高齢化の進む地域で「元の生活に戻るのは難しい」という声が多く聞かれ、震災が地域社会に与えた課題が浮き彫りになりました。これらの声を受け止めつつ、被災地の復興と生活環境の改善を目指して活動しました。

活動日数 87日

支援対象者実人数 45人

支援対象者延べ人数 117人

参加ボランティア実人数 20人

参加ボランティア延べ人数 171人

本助成金による活動の成果
今回の活動を通じて、被災地域の復旧・復興が着実に進展した。特に、住宅の清掃や解体、復旧作業を中心に実施し、生活再建の基盤づくりを支援することができた。 まず、床下や屋内の泥除去、消毒、カビ対策を行い、生活環境の安全確保に貢献した。特に、湿気やカビの発生を防ぐため、床板の剥がしや乾燥作業を進め、住民が安心して家に戻れる状態を目指した。泥の除去に加えて、清掃や養生作業も実施し、衛生的な環境を整えたことで、住民の健康リスクを軽減することができた。 また、倒壊や浸水した家屋の床板や壁の剥がし、設備の撤去を進め、復旧工事ができる状態を整備した。特に、被害の大きい家屋では解体後の整理作業も行い、新たな再建計画に向けた支援を行った。さらに、屋外では波板屋根の撤去や壁の補修作業を実施し、建物全体の安全性を高めることに尽力した。水道管や配管の修理、漏水対策などにも取り組み、被災者がより快適に生活を再開できるようサポートした。 住宅周辺の環境整備も進め、大量の被災ゴミや家財を仕分け、搬出することで、住宅内外の片付けを完了させた。ゴミの分別や整理を徹底することで、再利用可能な物品を確保し、資源の有効活用にも配慮した。被災家屋だけでなく、墓石の補修や泥出し作業、排水路の確保にも取り組み、地域の生活インフラの改善に寄与した。また、雪かきや土砂撤去を実施することで、地域住民の移動の安全性を向上させることができた。 さらに、物理的な復旧作業だけでなく、被災者支援と地域コミュニティの活性化にも貢献した。被災者向けのフラワーアレンジメント教室やお振舞のお手伝いで、被災者の心のケアにも寄与した。物資の支援や交流イベントを通じて、被災者が前向きに生活再建に取り組めるような環境を整え、地域全体の結束を強める機会を提供した。 学生ボランティアの指導にも関わり、今後の支援活動の継続と担い手の育成にも貢献した。これにより、被災地域における復興の長期的な展望が見えてきた。 まだ継続的な支援が必要な状況ではあるが、今回の取り組みが復旧の重要なステップとなり、今後のさらなる支援の基盤となることが期待される。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
度重なる災害により、被災された方々の心の負担が大きくなっています。特に、避難生活の長期化や生活再建の困難さから、精神的な疲労や不安が蓄積されており、心のケアがこれまで以上に重要となっています。そこで、被災者の方々が安心して気持ちを話せる場として、各種サロン活動を計画しています。これにより、同じ経験をした方々が交流し、お互いに支え合える環境を整えるとともに、専門家によるメンタルサポートの提供も検討しています。 また、支援活動の長期化に伴い、多くのボランティア団体が資金難に直面し、活動の継続が難しくなっています。特に、発災直後は支援の輪が広がるものの、時間の経過とともに寄付金や助成金が減少し、運営資金の確保が課題となっています。その結果、やむを得ず活動を終了せざるを得ない団体も増えています。ボランティアとはいえ、活動資金がなければ活動することができません。私たちも資金繰りに苦慮しており、支援活動を継続することができるか、先の見えない中、安定した資金調達の仕組みを構築する必要があります。企業への支援依頼を行っておりますが、なかなかご支援いただけないのが現状です。継続的な支援を得られる仕組みづくりや、クラウドファンディング、寄付も検討していきます。 さらに、発災から1年以上が経過し、ボランティア参加者の減少も深刻な課題となっています。災害直後は多くの方が支援活動に参加しますが、時間とともに関心が薄れ、人手不足が深刻化しています。これを改善するために、地域住民の積極的な参画を促す仕組みや、継続的に活動できる人材を確保するための研修制度の充実を進めます。また、SNSや広報活動を強化し、支援の必要性を改めて発信することで、新たな参加者の確保を目指します。 これらの課題を一つひとつ解決しながら、被災地の復興を支え続けるために、今後も努力してまいります。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/profile.php?id=100084936543536
https://yonbantai.com/



寄付してくれた人へのメッセージ
このたびは温かいご支援を賜り、心より感謝申し上げます。皆様のご厚意により、多くの被災者や支援を必要とする方々へ必要な支援を届けることができました。支援活動が長期化する中で、資金難により継続が困難になり、やむを得ず活動を終了する団体も増えています。そんな中、私たちが今も活動を続けられているのは、皆様の温かいご支援のおかげです。本当にありがとうございます。 被災地では、復興に向けた取り組みが続いていますが、その道のりは決して平坦ではありません。生活の再建や地域の復興に向けて努力を重ねる中で、不安や困難に直面することもあります。そうした状況の中、皆様からのご寄付やご支援は、家屋の修復や生活の立て直しを後押しし、被災者の皆様にとって大きな励みとなっています。 今回の助成金は、被災地で特に支援を必要とする高齢者の方々や復興活動に携わる方々のために活用されています。例えば、片付けや修復作業が思うように進まず、避難所での生活を続けざるを得ない方々に対して、ボランティア派遣や支援制度の充実が求められています。また、地域全体の高齢化が進む中で、復興の遅れを少しでも解消するため、皆様のご支援が貴重な資金となっています。 被災地では、能登半島地震や奥能登豪雨といった度重なる災害により、被災者の方々の精神的な負担も非常に大きくなっています。メンタル面の疲弊が深刻化する中で、私たちは物理的な支援だけでなく、心のケアにも力を入れていく所存です。 最後になりますが、皆様の温かいご支援に重ねて感謝申し上げます。被災地が完全に復興し、笑顔が戻るその日まで、共に支え合いながら歩んでまいりたいと思います。今後とも変わらぬご支援とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。