『ボラサポ・令和6年能登半島地震』第四回中長期助成金事業

団体名 ラストワンマイル災害支援団体

都道府県 神奈川県

助成額 1,962,139円

活動開始日 2024/7/1

活動終了日 2025/3/31

助成金で行った活動の概要
私たちは、航空会社に勤務する有志で構成されたボランティア団体です。自社機による移動で移動費用を抑え、小松空港を拠点にハイエースを配置し、短期間でも交互に現地に入ることが出来る仕組みを作り活動してきました。社会福祉協議会やNPO団体、現地の方々の協力のもと、連携しながら幅広い活動を行いました。ボランティアの少ない平日を中心に活動できたことから、現地のニーズにあわせ柔軟に対応することも可能となりました。具体的な活動内容は、倒壊家屋解体の手伝い、家財搬出、瓦礫の撤去、災害ゴミの運搬、カウンセラー資格を持つ者による傾聴、特別養護老人施設等でのプロのマッサージ/折り紙ヒコーキ教室、炊き出しのお手伝い、避難所と仮設住宅訪問、豪雨災害後の保存水緊急空輸、復興支援トーク会参加、石川県令和6年能登半島地震復旧・復興本部アドバイザリーボード委員サポート、能登町伝統のあばれ祭りの復活支援などを行いました。

活動日数 121日

支援対象者実人数 395人

支援対象者延べ人数 470人

参加ボランティア実人数 45人

参加ボランティア延べ人数 155人

本助成金による活動の成果
現地で一番必要とされているのは、解体などが出来る専門職ですが、ボランティアにしか出来ない被災者に寄り添った支援があることも現地で実感しました。航空会社の様々な職種の社員が集まり、それぞれが持つスキル、得意分野を活かしながら、チーム全体として被災者の心に寄り添う支援が出来たと実感しております。客室乗務員やカウンセラー資格を持つ者は、人と接する専門家として避難所や仮設住宅での傾聴で心に寄り添う支援をしてきました。整備士やグランドハンドリングの社員は、搭載やロープワーク固縛などを得意とし、多くの場面でその力を発揮しました。営業職の者は、能登半島地震復旧復興アドバイザリーボードの委員に就任した株式会社雨風太陽の代表高橋博之氏の側近として各地の能登トークやあばれ祭りの支援スタッフとして活躍し、現地との繋がりを深めていきました。輪島の実家が被災した整備士は、ある程度長期にわたりNPO団体の元屋根の修理など専門的な知識を習得しながら支援にあたりました。豪雨災害直後は、各職種メンバーが連携し、500ml24本の保存水80ケース、約1トンの保存水を緊急空輸し迅速に断水の地域にお届けしました。豪雨災害時ヘリコプターで救助された高齢者が住む特別養護老人ホームでは、日頃は社員向けにマッサージを行う国家資格(針灸・按摩マッサージ指圧師)を持つ極度の弱視のメンバーが、チームを組んで現地入りマッサージをおこない、被災者や高齢者に癒しの時間を提供することが出来ました。瓦礫の撤去などの災害支援と復興にも焦点を当てた、ハード、ソフト両面の活動を行うことができ、成果を得られたと思います。能登半島からは距離がありますが、移動の拠点を小松空港に起き、ハイエースを常駐させたことでメンバーがスケジュールを調整しながら交互に現地に入ることが出来ました。新しい形の支援方法なったのではないかと思います。また参加させていただいた赤い羽根のフォーラムでは、ボランティア活動の全体像を勉強させて頂き、今後航空会社としての支援のありかたを考えるきっかけとなりました。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
能登半島地震をきっかけとして社内有志で集まり支援団体を作り活動をしてきましたが、1年間継続的に現地に入りボランティアについて多くのことを学びました。ボランティアの全体の仕組みの中で移動に関する支援体制に関しては改善、工夫出来る余地があるのではないかと感じました。近年日本全国どこでも災害が発生している状況で、移動手段としての航空会社が果たすべき役割はあるのではないかと感じました。ボランティアに行きたい気持ちはあっても、通常の仕事をしている中では、長期休暇を取ることも難しい現状があるとおもいます。遠方から現地に足を運ぶだけでも、被災者の方々には喜んでいただけることも実感しました。少しでも現地に足を運びやすくなるような仕組みを考えていきたいと思います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://lastonemilekatsiudou.my.canva.site/



寄付してくれた人へのメッセージ
寄付してくださった皆様の寄付金のおかげで継続的な活動が出来ました。心から感謝申し上げます。寄付してくださった多くの方々は、現地にはなかなか足を運べないという方もいらっしゃったと思います。そんな皆様の想いに代わって活動させて頂きましたので、ご寄付してくださった皆様の想いを大事にしながら、皆様とともに活動を続けることが出来たと感じております。会社員として働きながら現地に継続的に足を運ぶことは難しいことですが、皆様のご寄付のおかげで、交互に現地に入り参加しやすい仕組みを作ることが出来ました