都道府県 石川県
助成額 2,700,000円
活動開始日 2024/1/1
活動終了日 2024/12/31
助成金で行った活動の概要
輪島市門前地区、輪島市内に在宅、仮設住宅にお住まいの方、また広域避難されている方の一時帰宅への物資支援、ボランティア活動を行う他団体の拠点としての貸出支援。
活動日数 365日
支援対象者実人数 3,000人
支援対象者延べ人数 100,000人
参加ボランティア実人数 500人
参加ボランティア延べ人数 6,000人
本助成金による活動の成果
・物資配布
・近隣にお住まいの方の憩いの場
・ボラセン運営
・ イベント運営
地震に伴って学校が閉校したり、運動場が仮設住宅の敷地になってしまったりする中で、子どもたちがのびのびと遊べる場所がなくなってしまった。拠点の庭を自ら整備し、プレーパークとして門前のみならず能登全域の子どもたちを招待し、火起こし体験やピザ焼き、泥遊びなど自由に遊んでもらった。
事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
余剰物資
特に災害直後は物資をあまり限定せずに送ってもらったため、数カ月後まで余ってしまう物資が出た。例えばこの地域では幼児・子どもがほぼいないため、子ども用の衣類はほぼ需要がない。ただし、我々が活動している地域では余る、というだけで他地域では高い需要がある。範囲を限定せず、広い範囲で活動を行う団体との連携の必要性を感じた。
物資の占有
我々は物資を一軒一軒配るのではなく、各地域の代表者に数十人分をまとめてお渡しするという形を取ることが多い。避難所からの付き合いで信用のある方にお任せしていたが、それでも、自分の利害関係者にのみ配るという事案が度々見られた。許されることではないが、一人の人間として同様のことをしてしまう気持ちは理解はできる。どの住民にも別け隔てなく物資が行き渡るためには、住民の代表者だけでなく自ら配布したり、県外から来ているボランティア団体に物資配布をお願いする必要性を感じた。配布から売買へ
震災当初、住民の皆さんは、生活のために必要だから持っていく、という気持ちで物資を受け取っていた 。しかし、一年を過ぎた現在は、無料でもらえるならとりあえずもらっておこう、という姿が見られるようになった。実際、被災者の住居で賞味期限の過ぎた物資が山積みになっている様子を見るのは数回で済まない。近隣の商業施設が通常営業している現在、民業を圧迫しないためにも無料での配布を切り上げる必要がある。ただし、免許返納をした高齢者が多く、車がなければ食料・日用品の購入も苦労する地域であるため、仕入れたものを原価で販売したり、住民が作ったものを販売する道の駅のような場所として転換できないか模索している。
寄付してくれた人へのメッセージ
・活動への想い
1月2日に門前の惨状を目の当たりにした日から、一人でも多くの人に安心を届けられるようにとここまで走ってきました。地震を乗り越え、豪雨を乗り越え、ようやく"復興"という言葉が見えるようになりましたね。しかし、まだまだ地震による被害、そしてボランティアとして深く人と関わってきたからこそ見えてきた潜在的な問題が多く残っています。これらを解消し、前に進めるような復興を地元に密着しているボランティアとして模索していきたいと思っています。
・支援者やボランティアを希望する方へのメッセージなど
ボランティアであり一被災者でもある者として、支援してくださる方や、ここへボランティアに来てくださる方への感謝は何倍にも強く感じます。能登を想い集まってくださったみなさんが気持ちよく活動していただけるよう、これからも万全のサポートをしていきます。
・寄付者へのメッセージ
皆様のご寄付によりたくさんの被災者への支援が可能となりました。被災された皆様、ボランティア活動実施した沢山の支援団体に変わり、この場を借りて心より厚くお礼申し上げます。