車の無償貸出し支援活動

団体名 一般社団法人日本カーシェアリング協会

都道府県 宮城県

助成額 3,000,000円

活動開始日 2024/7/1

活動終了日 2024/9/30

助成金で行った活動の概要
17. 輸送に関する支援(外出支援、カーシェアリングなど)
●支援概要
令和6年1月1日に発生した能登半島地震において、被災した個人や被災地の復旧支援を行う団体に向けて、寄付で集めた車の無償貸出し支援を実施。被災者へ車両を無償で貸し出すことによる生活復旧支援、そして支援団体への車の無償貸出しによる復旧・復興活動支援の促進を目的とする。石川県内にて広範囲で被害があったため、車を必要とされている方に支援が行き届きやすいよう複数拠点を設置し支援を実施。七尾拠点をハブ拠点と位置づけ、貸出業務を行うとともに、能登半島支援での活用車両全般の車両管理を担う。貸出内容については、自宅の片付け等でニーズの高い貨物車両は最長3日単位での貸出しとし、支援期間中は何度でも利用可とした。車を失い日常生活に必要な乗用車の貸出しは、支援期間中の長期利用を可能とし、1ヶ月毎にヒアリングを行い必要な方へ延長を行った。長期利用に関しては、七尾拠点でのみ実施した。
●支援対象
 ①能登半島地震で被災した個人および団体
 ②被災者支援を行う団体
●具体的な活動内容
被災者と支援団体向けに乗用車・貨物車両の無償貸出を実施
 ①被災地へ車の運搬、車の寄付の募集、被災者へ支援情報の周知
 ②車の貸出し・返却対応
 ③車両準備・点検・メンテナンス等、車両管理全般
●活動エリア・活動場所・車の無償貸出し支援期間
 ・七尾市拠点:和倉温泉お祭り会館 1/15~継続中(2025/2/28終了予定)
●貸出し種類
 ①長期貸出し:生活に必要な乗用車の貸出しを1ヶ月(延長可)でご利用いただく
 ②短期貸出し:片付け作業や引越し等に必要な貨物車両を3日単位でご利用いただき、何度でも利用可能

活動日数 92日

支援対象者実人数 284人

支援対象者延べ人数 439人

参加ボランティア実人数 60人

参加ボランティア延べ人数 60人

本助成金による活動の成果
●活動状況 期間:2024/7/1~9/30 (カッコ内:支援開始から9/30までの七尾拠点での総数)
・申込総数:延べ493件 長期:93件、短期:400件 (2,691件 長期:714件 短期:1,977件)
・貸出件数:延べ 478件 長期:75件、短期:403件 (2,104 件 長期:474件 短期:1,630件)
・活用台数:407台(能登半島支援全数)
●事業実施によって得られた成果:
・被災された方や支援活動を行う団体へ延べ493件の貸出しを行うことができた。
・七尾市では災害廃棄物仮置場の7月末での閉鎖が案内されたため、災害ゴミの片付けのために貨物車両を借りたいという申込が7月中に非常に高まり、貸出しすることができた。
・車の利用者に対し、車返却時に本支援についてのアンケート調査を実施(支援開始~9/30)したところ、利用者全体の98%が支援に対し「とても役に立った」「役に立った」との回答があったことから、本支援が被災地で必要とされていることが分かる。また利用者の自由記述欄からは「車がないのはものすごい不便だということを痛感した」「生活再建にも支援活動にも、早いうちから車を使えることがその後の動きに大きく影響する」という車の重要性についてや、「カーシェアリングを利用させていただくことで、ボランティアでの長期の活動が可能となった。」「本当に本当に助かった」という車の支援に対する感謝のお声を多数いただいた。
(アンケート期間1~9月@七尾拠点 回答数=1,069件:とても役に立った990件、役に立った57件、普通17件、やや悪かった2件、悪かった1件、無回答2件)
・車の申込状況と利用者へのヒアリング結果から、車の無償貸出支援期間を10月15日までとしていたのを、2025年2月28日までに延長を決定した。具体的な理由としては「短期利用(貨物車両)の新規申し込みが依然として続いていること」「長期利用者への車両準備状況についてのヒアリングで、約3割が『10月15日までの支援期間終了までに車を購入できる見込みがない』、そして約4割が『購入について未定』または『購入したがいつ手元に届くか未定』と回答したこと」から、引き続き支援が必要と判断した。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
・9月21日に発生した大雨の影響で、大雨被害の被災者からの車の貸出申込が殺到。地震と大雨の両方で被災された方も多く、災害の種類で線引きするのは難しいため、当協会では能登に設置した各拠点で大雨の被災者に対しても車の貸出を開始した。しかし、現在申込に対し準備できる車両が不足しており、多くの方にお待ちいただいている状況。車両寄付を募ったり、現在利用中の方で返却可能な方には返却を呼び掛けたりする等、迅速な車両確保に努めている。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.japan-csa.org/
https://www.facebook.com/japancsa



寄付してくれた人へのメッセージ
ご寄付いただいた皆様、本当にありがとうございました。
当協会では、被災された方々や支援活動を行う団体へ、寄付で集めた車を無償で貸し出す支援を行っています。
1月15日から七尾拠点で貸出しを開始、七尾拠点をメイン拠点として、その他奥能登エリアにも7つの拠点を構えて活動を行っています。七尾拠点では7月末に災害廃棄物仮置場が閉鎖(リサイクルセンターへの限定予約制の持込に変更)されたため、8月以降は申込が落ち着き気味ではありますが、それでもまだ毎日申し込みは続いています。
また、9月21日に発生した大雨の影響で多くの方が被災しました。地震で被災され再度大雨で被災された方々も多く、「地震の時よりも大変」「心が折れそう」という声も耳にします。当協会では大雨の被災者に対しても車の貸出を開始しています。大雨の直後から申込みが殺到し、再び貸出車両が足りない状況になっています。このように支援を必要とされている方はまだまだたくさんいます。そして支援活動を続けていけるのは、皆さまからのご支援があってこそです。心から感謝しております。引き続き、被災された方々のために活動してまいります。