能登半島地震で被災した子どものための食と遊び[ボランティア連携]プロジェクト

団体名 認定NPO法人CPAO

都道府県 大阪府

助成額 3,000,000円

活動開始日 2025/4/1

活動終了日 2025/12/31

助成金で行った活動の概要
2024年4月より隔週末2日間(豪雨災害後隔週3日間、ほか選挙で会場使えない場合は振替)、石川県珠洲市に子ども支援の専門家がボランティアらと訪問し、「子ども食堂」と「遊び場」を、地域住民らと連携・交流しながら立ち上げ、運営した。
活動場所は、珠洲市三崎町公民館、さだまるビレッジを拠点に、途中、地区住民から直接の要請があり、蛸島地区、高屋地区でも行った。
子ども食堂では、子どもらの要望を聞きながら、鶏から揚げメガ丼、カフェ風ランチ、流しそうめん、ホットケーキのデコレーション、エスニック料理、たこやきなど、炊き出しや持ち帰り弁当、一緒に作って食べるなど、取り入れ、食べることで、楽しい話題作りができるよう工夫した。また保護者との会話の中で、支援物資のレトルト食品を子どもに食べさせ続けることに躊躇していることもわかり、親が子どもに食べさせたい安心安全な食材などを調理して提供するようにした。対象者は子どもとしているが、地域で希望される方全員に食べていただくようにした。
毎回の子ども食堂の際には、「遊びの場」をつくった。クリスマス会のイベントなども行った。どの場合も、子どもが自分で好きなように遊べる場を心掛けた。身体をたくさん動かしたい成長期に、地震災害後、子どもが自由に出歩けず、また猛暑で外遊びが制限されていたため、貴重な機会となったとの感想があった。また、子どもや保護者らと、おしゃべりをする機会を大切にし、必要に応じて相談サポートを行った。また夏休みには高校生らが大阪の子らと交流する機会づくりも行った。
のべ活動日数36日間、のべ提供食事提供数3800食(他助成2000食とあわせると合計5800食)

活動日数 36日

支援対象者実人数 120人

支援対象者延べ人数 3,800人

参加ボランティア実人数 15人

参加ボランティア延べ人数 110人

本助成金による活動の成果
能登半島地震で被災した子どもらの支援に4月より珠洲市を拠点に活動を行った。夏の猛暑、9月の豪雨災害があっても、変わらずに、大阪のスタッフが、現地のスタッフと連携しながら、東京や関西からのボランティアスタッフも加わり、メニューや遊びの内容を工夫しながら活動を行った。その中で、地域の子どもたちや保護者と顔見知りになっていった。子どもらは、CPAOの活動に来ると、自分の好きに過ごせることが気に入っているとのことであった。またパティシエになりたいという子との出会いがありケーキ作りなど、参加できるプログラムをつくった。また漫画家に興味がある子らとは、大阪の子らと京都マンガミュージアムに行く機会をつくった。保護者の中には調理を手伝ってくれる方も現れ、またその合間に子育てのことなどを、ゆっくりはなす時間をつくることができた。
どの地域にも子どもらがいる。しかし、子どもらしく気ままに遊ぶ機会が充分でなかったりした。そのような子どもが、少しでも子どもらしく過ごせる機会をつくるとともに、こどもの周辺の保護者、地域の大人らにも食事を提供した。その結果、ある高齢者の方は「この地域に、こんなに、子どもたちがいたのか」と、おっしゃった。
また、何度も訪問する中で、支援でつながった珠洲市の自然や人の魅力に気づかされた。今後も、大阪をはじめとする全国の子どもや大人、専門家やボランティアらとともに、定期的に珠洲市を訪れ、食や遊びを通して、ゆっくり話をして過ごせる場づくりを通して、能登半島に暮らす子どもや保護者たちの被災による心理的負担軽減に関わっていきたい。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
地震にのみならず、猛暑や豪雨など、さまざまな困難が重なる時期であったが、子どもたちは日々を過ごし成長している。子どもたちの成長をサポートすべき、保護者も、被災によるさまざまな復旧作業に忙しく、子どもにかかる時間が充分ではない。そのような中で、私たちのように、能登の外から訪れ、食や遊び、おしゃべりの場をつくることで、現地の方だけではつくりにくい、子どもや保護者中心の場づくりが可能になりやすい。したがって、外部から、定期的に訪問する活動が、被災地の方たちの心理的負担軽減に重要であると考えられる。また、その際に、被災地にはこのようなプログラムが良いだろうと先入観を持たず、食べたり遊んだりする中で、打ち解けながらおしゃべりし、変化するニーズを聞き取り、フレキシブルに活動をすすめるべきだと思う。今後の取り組みとしては、引き続き専門家やボランティアとともに2025年度の1年間も月1~2回程度、能登を訪問して、食と遊びの場づくりを続ける。またその運営に現地の方にコーディネーターとして雇用し、連携を深めたい。また、能登での、わかものと仕事づくりにもかかわっていきたい。南海トラフをはじめ、今後、日本各地で大規模地震が起こるとされている。また少子高齢化も都市よりも進んでいる。私たちが能登に関わることは能登の支援だけではなく、日本の将来を考える機会になるだろうと考え、引き続き、多くの方たちが能登支援に関わることが必要とされている考えますし、わたしたちも、小さいけれど活動を続けたいと思います。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://cpao0524.org/
https://www.facebook.com/cpao0524



寄付してくれた人へのメッセージ
能登の子どもたちに「食」と「遊び」を届け、地域の大人とともに能登の子どもたちが、子どもらしく過ごせる機会づくりを、2024年4月から12月まで行うことができました。 とくに、子どもたちのニーズを聞きながら、きめ細やかな活動をできたのは、助成金があったからです。ありがとうございました。
能登には子どもたちがいます。それぞれに夢があったり、悩みごとがあったり、元気だったり、ちょっとしんどい時があったりします。そのような、子どもたちが、災害によって、子どもらしく過ごすことが制限されないよう、各地の多くのさまざまな方の支援がこれからも必要と考えられます。報道されることがなくても引き続き、能登の子どもたちのことを思っていてください。