県民ボランティアとともに取り組む令和6年能登半島地震被災地支援ボランティアバス派遣事業

団体名 特定非営利活動法人神奈川災害ボランティアネットワーク

都道府県 神奈川県

助成額 2,670,000円

活動開始日 2024/3/25

活動終了日 2024/6/30

助成金で行った活動の概要
【活動概要】
大規模災害の被災地に対しボランティアバスによる支援経験を有する、神奈川災害ボランティアネットワーク(当団体)を主体に、かながわ災害ボランティアバスチーム、かながわ311ネットワークの3者協働により実施。被災地でボランティアがスムーズに活動できるよう事前調整を行うとともに、神奈川から継続的に大人数のボランティアの手を届け、一日も早い復旧復興を目指して活動を実施した。
1.ボランティア活動調整及び事前調査
・志賀町ボランティアセンター訪問、団体による活動受入れ調整及び被災状況調査、バスドライバーやボランティアの休息・待機場所の確保等を行った(3月に志賀町、5月に輪島市)。加えて、メール・電話等による連絡調整を重ね、被災地が求めるニーズに最大限応えられるよう努めた。
2.ボランティアバス支援活動の実施
・協働する3団体のホームページ及びSNS(Facebook)上でボランティア活動参加者を募集し、事前に必要な装備や安全管理、被災地理解などの研修を実施した。
・スケジュールは、1日目夜に横浜の活動拠点に集合し、出発。車中にてスタッフやリーダーによる行程確認や注意事項等を説明。2日目朝から現地ボランティアセンターの指示により3班に分かれて支援活動を行い、夜に現地を出発。3日目早朝に横浜帰着し、解散。
・ボランティアバスによる支援活動の内容は下記の通り。
【活動日・活動場所・参加人数・活動対象家屋】
① 4月12~14日 石川県志賀町 20名 4軒
② 4月19~21日 石川県志賀町 22名 4軒
③ 5月4~6日  石川県志賀町 22名 5軒
④ 6月14~16日 石川県志賀町 22名 5軒
  【活動内容】
大地震により被災した家屋から家具等の運び出しや選別、家屋周辺の片付けと清掃、使えなくなった家財等を仮置き場まで運搬するなど、1活動日毎に4~5軒を担った。

活動日数 98日

支援対象者実人数 18人

支援対象者延べ人数 18人

参加ボランティア実人数 72人

参加ボランティア延べ人数 210人

本助成金による活動の成果
【活動成果】
・大人数によるボランティアが一斉に活動できたことにより、4回の活動日で計18軒の被災家屋の支援を通して、住人など被災者の方々に寄り添うことができた。また、技術系ボランティアなどの専門ボランティアと連携し、ブロック塀の運搬など人手が必要な作業に貢献できた。
・活動を通して、被災家屋の住人など被災者の方々から、発災時の様子やその後の生活状況などを聞かせていただく機会があり、ボランティア参加者にとって目の前の被災地から防災・減災の大切さを学ぶことができた。
・ボランティアスタッフによる行程及び活動管理と、リーダーによる現地活動のサポート、ボランティア一人ひとりの高い安全意識と自己管理により、暑い日々が続く中での活動であったが、全員無事に活動を終えることができた。
・ボランティア参加者は、全ての回で募集開始から2日程度で定員に達し、リピーターから初参加者、学生からシニア層まで、多くの県民が被災地支援に関心を持ち、行動したい熱意が窺えた。今回をきっかけに、今後も支援活動の輪を広げていくとともに、県内の防災・減災への取り組みに働きかけていきたい。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
継続的な支援活動を行うため5月17~18日に2名で輪島市災害ボランティアセンターを訪問しボランティアバス受け入れを打診したが8月以降にならないと受け入れ態勢が整わないこと、バスドライバーの休息場所、参加ボランティアの休息・待機場所の確保が難しいことなどで現地の受け入れ態勢を見ながら今後の派遣を検討する事にした。当会、ボラバスチーム、311ネットの3者協同でボランティアバス派遣事業を12回実施する事が出来たが、現地の復旧にはまだ時間がかかると思われ更なる支援活動が必要である。今事業に参加された方には今後の活動予定の情報提供、県内で行われる講座、防災訓練等の案内を行い神奈川の防災・減災につながるようにしていきたい。



寄付してくれた人へのメッセージ
令和6年能登半島地震被災地支援ボランティアバス事業に対し、多くの方々よりあたたかいご支援をいただき心より御礼申し上げます。
地震大国・日本において、どこで大災害が起こっても、被災地の外から継続的に支援に駆け付ける取り組みのひとつとして、ボランティアバスによる支援活動を企画・実施しました。神奈川から能登半島は、出発地の横浜駅から志賀町まで片道約500km近い距離があるため、本助成金により活動資金の中で最も大きくかつ必要な費用であるバスの借り上げ確保が可能になり、無事に支援のバトンを繋ぐことができました。被災地では家族の大切な家が大きな被害を受け、今も辛い思いをされている方々が少しでも希望が持てる一助になる支援とともに、神奈川から一人でも多くの災害ボランティアが活動に参加することができ、一人ひとりが災害時に備える意識づくりと実践から学ぶ貴重な機会となりました。
神奈川災害ボランティアネットワークでは、被災地の方々に寄り添いながら、求められる支援を継続してまいります。これからも皆様からのご支援・ご協力をいただけますよう、よろしくお願いいたします。