能登半島地震における物資支援と炊出し活動

団体名 三道山子ども食堂

都道府県 石川県

助成額 1,790,000円

活動開始日 2024/4/1

活動終了日 2024/9/30

助成金で行った活動の概要
■避難所物資支援は2024年4月~9月に26回おこなっています。
毎週行くたびに「来週また来ますが必要なものはありますか?」と声掛けを行い、公的支援で手に入らないレジ袋や殺虫剤などの日用品や、避難所から仕事に通っているため、朝に調理をしないで、すぐに食べられるパンや、ヨーグルトや牛乳などの食品を多く求められます。7月になり避難所もだいぶ落ち着いてきたと感じていましたが、珠洲市内で未だに高齢の両親と息子夫婦に中学生から保育園に通う子ども5人の9人がビニールハウスで暮らしている家族がいました。7月からは、避難所に加え仮設住宅と自宅避難者宅も回るようになりました。被災地に通ううちに被災者の困りごとや課題や多く聞けるようになり、物資以外の課題解決につなげる出来る限りの支援をするようにしています。
■被災地炊出しは2024年4月~9月に11回おこなっています。
県外からの炊出しボランティアは市内中心部の避難所や指定避難所に来られているため、自分たちは、自主避難所や奥地の避難所で行うようにしています。避難所の中には、初めて炊出しが来たという場所も多くありました。事前に、いくつかのメニューを提示し、先方が希望するメニューで炊出しを行っています。
■市内2次避難者カフェは2024年4月~9月に45回おこなっています。
7月までは2次避難所の宿泊施設で行っていましたが、宿泊者も市営住宅やアパートなどのみなし仮設住宅に入居されたため、8月からは能美市社会福祉協議会に協力をお願いし社会福祉協議会の施設内で出来るようになりました。避難が長く続き、同郷の避難者同士が話の出来る貴重な機会となっています。
■市内2次避難者パントリーは2024年4月~9月に6回おこなっています。
できるだけ毎月1回の避難者パントリーを行うように計画をしています。最初4月に被災者パントリーを行ったのは、着の身着のままに避難し3月の暖かくなってきた時に、まだブーツを履いている高齢の女性を見たからでした。女性は誰に頼む事も出来ず、迷惑が掛かると考え、誰にも言わず1月の避難時から1足のブーツで暮らしていました。
他にも身の回りの物で必要なものが多くあると考え、衣料や下着、生活用品や食品をお渡しすることにし、今も続けています。

活動日数 89日

支援対象者実人数 420人

支援対象者延べ人数 5,713人

参加ボランティア実人数 30人

参加ボランティア延べ人数 220人

本助成金による活動の成果
1月の地震発災直後から9月まで切れ目のない支援を続けることが出来ました。
これまで面識のなかった珠洲市の多くの方々と親交を深め、様々な悩み事を相談頂ける様になりました。
高齢の方も多く、行政の手続きなども調べてお伝えしています。これから先の事も大変心配されていますが、支える方が多くいる事を感じて頂き、何とか前向きに生活をすすめています。

事業を実施する中で見えてきた課題と今後の取り組み
能登地区は高齢者が多く、金銭的に余裕のない方も多くいます。金銭にゆとりのある世帯はアパートを借りたり、新築の準備を行っていますが、多くの方は仮設住宅に入ってからも収入も無く生活費が出ていく事に生活の不安を抱えています。中には自立を求められる仮設住宅から生活費の掛からない避難所に戻る方もいらっしゃいます。その中で、9月21日に地震被災地と同じ輪島市と珠洲市の広域で大雨災害が起こり、ようやく立ち直ろうとしていた被災者に大きな被害と精神的打撃を加えました。また、一から支援のやり直しと考えています。時間と共に県外からの支援は少なくなっていますが、同じ石川県に住む団体として、これからも寄り添い支援する事が必要と考えています。

助成決定した活動を報告したSNSやホームページのURL
https://www.facebook.com/sandouyama



寄付してくれた人へのメッセージ
全国の皆様から多くのご寄付とご支援を頂き感謝申し上げます。地震に続き、同じ地域に大雨災害が起こってしまいました。物資の支援はもちろんですが、できるだけ多く顔を出すことで被災者の皆さんは、心細くなっている時に来ていただいて「安心する」「ありがたい」と涙ぐんで喜んで頂けます。自分たちの団体だけでは何もできないところでしたが、寄付者の皆様方のおかげで支援を続けられています。多くの方が能登を思っている事を被災者に伝え、これからも能登に寄り添い皆様のあたたかい気持ちをお届けさせて頂きます。