赤い羽根福祉基金事業 女子高生サポートセンターColaboによる、移動バスを活用した10代向け無料カフェ開始

中高生世代を中心とする女子を支援する活動を展開している「一般社団法人Colabo」が、夜の街をさまよう女子たちに声をかけ、飲み物や食事を提供しながら相談に乗ることを通じて、性暴力や犯罪などから彼女たちを守り、必要な支援につなげる「夜カフェ Tsubomi Café」の取り組みを、10月に開始します。

この取り組みは、赤い羽根福祉基金助成事業「孤立困窮した青少年に対するアウトリーチ・自立支援モデルの構築」の一環で行われるものです。

福祉基金の助成金を活用して購入したバスを改造したカフェを拠点として、週1回夜、渋谷または新宿・歌舞伎町の繁華街でアウトリーチによる相談活動を行い、街でさまよう10代の女の子たちを、性暴力や犯罪に巻き込まれることから守る取り組みが展開されます。

10代のこども達はなかなか自分から助けを求めようとはしません。でもこのバスのカフェで暖かい飲み物を飲んだり、スタッフの皆さんの声掛けを通じて、ポロリと漏れる言葉から、一人一人の課題がみえ、ときには必要な支援につないでいく。そうしたモデル的な取り組みとして、この活動には大変期待をしています。

10月6日には、この取り組みのオープニングイベントが行われ、かわいらしいピンク色を基調としたラッピングがされたバスがお披露目されました。

このお披露目会は、同日NHKニュースで紹介されたほか、朝日新聞でも紹介されました。

一般社団法人 Colabo

朝日新聞記事