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災害等準備金について

 被災地では震災直後から災害ボランティアセンターが設置され、ボランティアの受け入れやコーディネートを行っています。共同募金会では、東日本大震災の被災地で立ち上がった約100か所の災害ボランティアセンターに対して、活動資金としてこれまで総額7億3千万円の助成を行ってきました。(平成24年4月11日現在、中央共同募金会取りまとめ分)
 被災地では復興に向けてさまざまな取り組みが進められていますが、被災された方々を取り巻く環境は厳しく、生活再建にむけて今後もボランティア・NPOによる活発な活動が期待されています。赤い羽根の共同募金会では、被災地の一日も早い復興に向けて、息の長い被災者支援を今後も続けていきます。
県名 使いみち 金額(円)
青森県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、臨時避難施設の運用 7,450,401
岩手県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、ボランティア保険、ボランティアバス運行経費等 237,849,436
宮城県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、ボランティア活動経費、ボランティアバス運行経費等 282,394,522
山形県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費 3,000,000
福島県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、ボランティア活動経費 157,162,374
茨城県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、破損復旧施設経費 32,043,793
栃木県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、ボランティア活動経費 4,777,328
群馬県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費 1,550,000
千葉県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費、ボランティア保険、破損復旧施設経費 10,571,640
神奈川県 NPOの避難者受け入れ事業 985,170
新潟県 災害ボランティアセンターの立上げ運営費 184,735
長野県 ボランティア活動経費、ボランティア保険 928,031
合計 738,897,430

※中央共同募金会が災害ボランティアセンター等に対する助成実績をまとめたものです。

助成状況~東北被災3県の事例~

岩手県
助成団体名:釜石市災害ボランティアセンター
助成額
9,000,000円
使いみち
ボランティアセンター事務所賃借費(プレハブ)、車両リース料、冷暖房設置、
事務機器リース料、事務印刷消耗品、燃料費、ボランティア活動用品、通信費、
光熱水費等

 地震発生直後は停電となりましたが、すぐに社会福祉協議会事務所の予備電源が作動し、テレビで釜石のまさに起こりつつある生の映像を見ることができました。その時はちょうど津波が防波堤を乗り越えるところでした。それでも私たちは他人ごとのように「こんなところまではこないだろう」と思っていました。しかし、それから間もなくして外から大きな音とともに社会福祉協議会事務所の玄関に黒い水が流れ込んできて、1階の天井付近に達するまで1分もかかりませんでした。
宮城県
助成団体名:松島町災害ボランティアセンター
助成額
6,000,000円
使いみち
事務機器用品、燃料費、車両購入、車両備品費等

 3月11日 東日本大震災により松島町も地震と津波の被害を受けました。3月15日、電気も水もない中でしたが、松島町災害ボランティアセンターが松島町の施設であるB&G海洋センターとデイサービスセンターを借りて設置されました。津波が運んできた泥と瓦礫だらけの松島町には、何か力になれることはないかと、連日、地元松島町、宮城県内、全国各地、海外からたくさんのボランティアのみなさんが駆けつけてくれました。
福島県
助成団体名:田村市災害ボランティアセンター
助成額
2,200,000円
使いみち
ボランティア活動用品、事務機器用品、光熱水費、燃料費等

 田村市は福島県の中通りに位置し、浜通りとの結節点となっている地域です。地震発生直後は市内の福祉施設の建物、道路、ライフライン等に大きな被害はなく、職員で福祉施設利用者の安全確保と在宅高齢者の安否確認を行いました。また、自治体では避難所を設置するとともに社会福祉協議会などと連携しながら避難者への支援に当たりました。

 赤い羽根の共同募金会では、被災地を支援するために、赤い羽根共同募金の3%を「災害等準備金」として積み立てています。国内で災害が発生した場合、この資金をもとに、災害ボランティアセンターの設置や運営等への助成を行っています。東日本大震災は、大規模、広範囲であることから、全国の共同募金会が支援をしています。共同募金に協力いただいた皆さまの善意が被災地支援に役立っています。

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